「いくつになっても恥をかける人になる」を読んだ

 歳をとって、恥ずかしい思いをしたことも増えたので、恥をかくことへの抵抗が、若いよりも少し減ったような気はしている。
 それは、老害と言われるような、恥ずかしい人に近づいているだけなのかもしれないけど。

 まあ、老害でもいいかなとも思う。そもそもそんな自分なのだから、恥ずかしいと思う必要もない。心の何処かで、自分はかっこいいのかもとか思っているから、恥ずかしくなる。そこが一番、恥ずかしいです。

 なので、恥ずかしいことをして恥ずかしい思いをするくらいのほうが、当たり前のことなのだろうと思う。それを避けようとするから、つまらなくなる。

 「迷ったときは恥ずかしいと思うほうを選ぶ」と本書にあったが、恥ずかしいほうが普通なはずなのに、そこから逃れようとしているわけで、私は嘘つきで卑怯なのだ。恥ずかしい。

 ただ言いたいことは、自分は恥ずかしい人間ですということ。そう言ってしまったほうが、楽。

「恥はチャンスを見つける目印となる」ということなので、日々つまらないのは、恥が足りないということで、恥への抵抗力を下げて、もっと恥をかいて、馬鹿だと思われるくらいになりたい、
というか、
もうなっているか。

よし。

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