2023/12/3

 今年のいちばん大きなニューギアはFender American vintage Ⅱ 50sストラトキャスター。一年前の炎上した抽選で当てて、おおよそ海外からの送料分だけを支払って手に入れた。普通に買うと33万円くらいする。こういう抽選って本当に当たるのだなぁ。もうこの手の抽選は一生当たらないだろうなあ。
 手に入れてから一度も調整らしい調整を出しておらず、ようやっと調整に出した。

 薄い塗装なので、ネックを外す時にボディにクラック(割れ)が入りやすいそうで、慎重に外してもらった。別にクラックなんて気にしないのだけれど、プロとして慎重にやります、とのことだったので。
 分かりにくいが、鉛筆でビルダーのサインが入っている。調整してくれた人曰く、「もしかしたらこのサインの人が将来マスタービルダーになるかもしれないから面白いよね」とのこと。このギターは言ってしまえば量産品で、まぁそれでも33万円もするのだけれど、もうひとつ上のグレードのギターがある。そういうギターは80万円とかするのだけれど、そういうのをつくるのがマスタービルダー。ひとつ下のグレードの製造で経験を積んだビルダーがマスタービルダーとして輝く…なんてことも有り得る。と考えると、このサインも素敵なものに見えてくる。がんばってくれ、そしたら僕も鼻が高い。

牛丼を食べたいです。