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達郎の夏


今年も山下達郎のツアーPERFOMANCE 2023が始まりました。今年は6月30日のさいたま市文化センターからスタートし、11月6日の沖縄市民会館まで全国18都市、39公演の予定です。

私は2014年から参加し今年で5回目の参加となりましたが、1回目の応募ですんなり初日が当選してしまいました。そして自宅からとても近い!

今まですんなり当選した試しがなかったため、当選通知が来た時は拍子抜けしてしまいました。去年は何度も落選し続け、9月の大阪フェスティバルホールでやっと参加できました。
それほど達郎さんのライブに参加することは価値があり、誇り高いものなのです。

今年のテーマ
去年はSOFTRYが発売されたため、アルバムの曲やシティポップを意識したセットリストでした。今年はRCA/AIR時代の楽曲がアナログ盤・カセットテープで再販されたこともあり、70・80年代の楽曲を中心としたセットリストでした。

午後の紅茶CMソング
初日のさいたま公演では7月26日に発売される新曲「Sync Of Summer」を初披露して下さいました。
Snow Manの目黒蓮さんや中城あやみさんが出演している キリン 午後の紅茶 のCMソングです。

私が今まで参加したツアーの中では発売されたばかりの曲をきちんと披露して下さることはなかったため、発売前の楽曲を生で聴けるとほ夢にも思いませんでした。初日参加の特権です。

鳥山雄司
今年のツアーから長年、達郎さんのライブメンバーとしてギターを担当された佐橋佳幸さんから鳥山雄司さんへメンバーチェンジしました。
交代になった理由は、佐橋さんが次のステップに挑戦したいということで達郎さんとまりやさんご夫妻に快く送り出して頂いたとのことでした。

鳥山さんはTBSの世界遺産テーマ曲「The Song of Life」を演奏されているギタリスト・音楽プロデューサーで、音楽ユニットPyramidメンバーとしても活動されているようです。

音楽好きの上司が尊敬してやまないギタリストのようで、「今回のライブチケットを俺の代わりに取ってくれ」とパワハラを発動されましたが、達郎さんのライブチケットは申し込み時に個人情報をきちんと入力しなければならないこと、同行者全員が揃わなければ会場に入場できないことを伝え、ご自身で申し込んで頂くように諭しました。

上司はまだチケットが当選していないようですが、一足お先に鳥山さん初参戦のライブを鑑賞できたことに優越感を覚えました。

失礼ながら鳥山さんの存在を把握していませんでしたし音楽に関しても素人の感想ですが、鳥山さんの演奏するギターは流れるようなメロディで、不思議と水の中に潜った静寂の中で反響するような錯覚に陥りました。ライブ中盤のファンクタイム、SILENT SCREAMERやBOMBERで、その魅力を十分に堪能することができます。

SOMEDAY(いつか)
ここ最近のライブでは毎回披露されていた「SOMEDAY(いつか)」。
この曲を聴くことをとても楽しみにしていましたが、残念ながら今回は聴くことができませんでした。

その代わり、達郎さんにとっては何十年ぶり、ライブでは初めてという楽曲の披露もいくつかありました。SPARKLEやクリスマス・イブ、LET’S DANCE BABY、RIDE ON TIMEなど定番の骨格は崩さず、現代の技術や一流のメンバーの集結によって、ライブで披露できる楽曲の数も増えているようです。

流れ星
達郎さんのライブでは必ずどこかで流れる一つの流れ星。
そういえば今年は見てないなぁとライブの終盤でハッとしました。自分が見逃したのか、そもそも流れなかったのか、とてもモヤモヤします。

流れ星が見られなかったことに少しがっかりしながらも、やっぱり生きてて良かったと心から思えるライブでした。

今年で70歳、古希を迎える達郎さんの歌声はデビュー当時と概ね変わらず、ずっと色褪せないメロディで私たち一人一人の心にそっと寄り添ってくれます。
去年、新型コロナウイルスに感染してことをきっかけにお酒を辞められたようで、以前にも増して声がよく出るようになったと仰っていました。

私の達郎の夏は早々に終了。
今年はRIDE ON TIMEを聴きながら飛行機に乗り、久しぶりに海外へと旅立ちたいと思います。


PERFOMANCE2023の詳細については下記Webサイトをご参照下さい。

●Tatsuro Yamashita Official Website
山下達郎オフィシャルサイト
https://www.tatsuro.co.jp/live/

● 山下達郎 ライブ 2023 6/30 埼玉 セトリ 感想
ライブ&コンサート>セトリ-レポ感想> 山下達郎 ライブ 2023 6/30 埼玉 セトリ 感想
https://live-concert.net/archives/70439

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