世界で一番
12/24-25
世界中の誰もがキラキラと光る
イルミネーションを見たり、
いつもよりちょっぴり贅沢な
夜景を眺めつつ食事をしたりして
愛する人と過ごす。
街を照らす1つ1つの家の灯りには
それぞれの幸せな時間が流れ、
笑顔が溢れる。
今日この日までに、
目一杯いい子に過ごして来た子供たち。
無限にある欲しいものの中から、
特別な1つを決める。
サンタさんという存在を
疑うことなく無条件に信じ、
寝床につく。
次の日、目が覚めると
プレゼントが置いてあり
サンタさんは本当に居たと
親に自慢げに言う。
「良かったね、良い子にしてたからだよ」
サンタさんが親である
そう、知った時。
あの頃はすごく悲しかった。
サンタさんは居ないのだ。
ずっと騙されていたのだと。
でも、今になって思う。
素敵なクリスマスは親の愛情であったと。
そして。
当たり前のようにプレゼントが
もらえると信じられるような
環境であったこと。
世界中の子供たちにサンタさんが
訪れることはない。
私は、サンタさんを演じてくれる
そんな素敵な家庭であった。
25日の朝、目覚め、
プレゼントがある。
それは、親からの世界中で一番綺麗で愛情のこもった嘘の結晶である。
今年もサンタさんからの
贈り物をもらった子供たち。
いつか来ると信じ、
サンタさんを待ち続ける子供たち。
世界には
いろんな境遇の子供たちが居るけれど
サンタクロース はいつまでも
みんなから愛されるヒーローで
あり続けて欲しい。
今度は自分が、ヒーローを演じるために。
2016年のクリスマスはもう
一生訪れない。
皆さんはどんな素敵なクリスマスを
過ごしますか??
それでは、
Happy Merry Christmas.
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