慶大戦!

第4週は慶大戦。

2カードを終えて
明大、慶大が勝ち点2、
法大、早大が勝ち点1
東大、立大が勝ち点ゼロ
と分かれた。

最下位脱出へ東大、立大どちらが先手を取るか。


東大は第2週に早大と対戦。
10年秋以来勝ち星から遠ざかっているこのカードで
13年ぶりの勝利が期待されたが
0-6、2-6で敗れ、今季もこのカードの連敗を止めることは
できなかった。
先発投手は明大戦と同様、1回戦松岡、2回戦平田。


1回戦、
松岡は春から秋にかけて4カード連続でQSをマーク。
この早大戦でもQSなら5校全てから連続でのQSという大記録
だったが、5回まで2失点に抑えていた松岡は6回に2ランを
浴びて4失点となり、QSはならなかった。
2番手三田村が1回無失点、3番手、今季初登板の鈴木太は
1回2失点。
3安打無得点に終わった打線だが、酒井捷が自身リーグ戦初
を含む二塁打2本、別府が1安打。

2回戦、
明大戦に続いてリーグ戦2度目の先発となる平田は
安定した立ち上がり。
この試合でも第1打席で二塁打を放った酒井捷を前日の初回に
続いて矢追が送り、今度は別府の犠飛で東大今季初の先制点。
3回には安打→盗塁の別府を4番大井が適時打で還して2点目。
2点のリードを得た平田投手は4回に1点を返されて1点差に。
6回一死で平田投手は交代、80球で5回1/3を1失点、
1点のリードを守り勝利投手の権利を持って交代。
2番手は鈴木健。鈴木健は代わり端昨日2本塁打の吉納に四球、
続くこの日が誕生日の島川に逆転2ランを浴びてしまう。
7回にも熊田のソロ本塁打で1点を加えられて2-4に。
9回には3番手三田村が2失点して2-6で敗戦、早大に勝ち点を
献上した。
打線は早大先発伊藤樹投手から2点を先制したが、中盤以降、
リーグ戦初登板の3投手を含む4投手の1イニングずつの継投に
無得点に抑えられた。
酒井捷が開幕から4試合連続安打、大井は自身初の3安打。
和田、阿部が安打。4年生阿部はこれがリーグ戦初安打。

26季ぶりの早大戦勝利はならず、今季で任期満了が伝えらえる
井手監督も浜田監督に続いて早大戦での勝ち星を挙げることが
できなかった。

開幕から4試合連続安打の酒井捷選手は春開幕戦のスタメン
デビューから15試合連続出塁を継続している。
15試合で15安打、13四死球。

大井選手は13-6,.462で第3週を終えて打率ランキング2位。
通算でも55-16,.291をマーク。

投手陣も34イニングで与四死球13、与四死球率3.44と
今季も与四死球の少ないピッチングを継続している。


第2週早大戦の個人記録
内田選手:リーグ戦初スタメン
阿部選手:リーグ戦初安打


東大の課題はやはり得点力。
犠打を絡めて先制点を挙げた2回戦だったが、
2試合とも先頭の長打から畳みかけることはできず。
なんとか4、5点奪う展開とするために、長打は欠かせないと見るが。



対する慶大は6試合4勝1敗1分。
立大、法大から勝ち点。
なんと言ってもリーグ断トツのチーム8本塁打は脅威。
宮崎捕手は3本塁打、栗林泰、本間が2本塁打、廣瀬が1本塁打。
本間、栗林泰、宮崎、廣瀬の4人が3割を超えている。


早大戦でもあったように、
犠打を絡めて1点を獲り、本塁打でひっくり返される展開だけは
避けたいところで、当たり前のことだが、いかに打線が1イニング
複数得点を挙げ、投手陣は1イニング複数失点を避けるか、
ここまで2カードの戦いぶりから戦術をどう変えるか、変えないか、
注目される。
代打の起用、継投もカギとなる。

10/1は淡青の日。勝ち点奪取で最下位脱出へ大きく弾みをつける
第4週としたい。

立教と最下位決定戦を戦わない(それまでに決着を付けておく)
戦いが求められるこの秋のリーグ戦である。


慶應スポーツ
【野球】確実に取りたい勝ち点 東大と好相性・谷村然の投打の活躍に期待/東大戦展望
https://keispo.org/wordpress/83294/



一昨年の慶大戦
春1回戦:0-7 敗・井澤 6安打(二塁打1)
春2回戦:6-11 敗・西山 6安打(二塁打1)
秋1回戦:1-15 敗・井澤 5安打
秋2回戦:1-4 敗・奥野 3安打

昨年の慶大戦
春1回戦:4-11 敗・松岡由 4安打(本塁打1)
春2回戦:2-16 敗・西山  2安打(二塁打1)
秋1回戦:4-3 勝・井澤  7安打(二塁打1)
秋2回戦:1-9 敗・井澤  6安打(本塁打1、二塁打1)
秋3回戦:2-20 敗・井澤  5安打(二塁打1)

今春の慶大戦
春1回戦:3-11 敗・鈴木健 6安打(二塁打1)
春2回戦:0-3 敗・松岡  3安打

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