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デント・メイにインタビューしました

願いは叶う。なんとMonchicon!さんご協力のもと、ミッドナイト・ランブル・ショーでLAのシンガーソングライター、デント・メイにインタビューしました!週末のデント・メイ配信ライブに合わせ、10/8(木)21:00〜インタビューの様子を配信、その後はYouTubeで公開いたします。

配信に先駆けて、ランブルの2人からインタビュー後記が届きました。

デント・メイ・インタビュー後記

僕と相方の吉村さんは、毎日のようにショートメールでやり取りしています。ミッドナイト・ランブル・ショーの相談のみならず、その日見つけたレコード、おすすめの新譜、リアム・ギャラガーの面白ニュースなどなど。1日1万文字を下らない、相当な文量なのです。

あれは梅雨入りの頃だったか、「谷口さん、デント・メイって知ってますか?新曲、最高ですよ」とやや興奮した文面とともに「I Could Use A Miracle」のリンクが。聴いてみてビックリ。サタデー・イン・ザ・パーク的なピアノにはじまり、意外にもファンキーなベースライン、最高なウェストコースト・メロディに、ややDTM感の漂うボーカルがクセになる。何よりミュージック・ビデオよ!このスーツの色鮮やかさよ!一体どこで売ってるの!?

かくして僕たちは毎日のようにデント・メイの情報交換をしながら、ニュー・アルバム「レイト・チェックアウト」の発売に備えました。吉村さんからはA4用紙8枚に渡るデント・メイ・レポートや、アクの強すぎる周辺人物の紹介など、かつてない熱量のメッセージが日々送信され、僕のメールボックスは破裂寸前に。

インターネットの海で発見した彼のインタビューには、ランディ・ニューマンやニルソンの名前や、ジム・ウェッブの名著「チューンスミス」など僕たちの趣味嗜好を刺激するキーワードがズラリ。いつしか「デント・メイ宣伝担当日本支部」を勝手に名乗り、ミッドナイト・ランブル・ショーでの布教活動に勤しむようになりました。

ランブルメイト達からレコードの購入報告や、会社を休んで彼のストリーミング・ライブを観たといった嬉しい報告が届く中、局地的な盛り上がりをキャッチしたMonchicon!清水さんからご提案を頂き、本邦初のデント・メイ・インタビューが実現したというわけです。

画面越しに出会うデント・メイはイメージしていた以上のナイスガイかつレコードオタクで、こちらが資料として用意したアナログ盤のジャケにも逐一反応を示してくれました。彼がポップスに懸ける尋常ならざる熱い想い、胸を打たれますし、本当に貴重な話が聞けたのではないかなと思います。ただ、こちらが彼の情報を知りすぎていたため、少々気味悪がられたのではないかと心配ですが…かつて太平洋を超えてアルゾ・フロンテに会いに行った長門さんの気持ちが、少しだけ分かったような気がします。

インタビューの終わりに、「いつか日本に来るときには、レコード店を案内する」「ギター1本で来日してくれたら、バンドメンバーはこちらで揃える」「DJの仕事もなんとか用意する」と、デント・メイと固い約束をしました。ぜひ、近い将来の日本公演を実現させるためにも、引き続きデント・メイと「レイト・チェックアウト」を盛り上げていければと思います。そしてこのインタビューが、彼の魅力を理解する一助になれば幸いです。

素晴らしい機会を設けてくれたモンチコン清水さん、僕たちのマニアックな質問をスムーズに伝えてくれた通訳の和気充郎さん、ランブルメイトの皆さん、何より親友の誕生日当日にも関わらず快くインタビューを引き受けてくれたDent Mayさん、本当にありがとうございました!

ミッドナイト・ランブル・ショー 谷口

6月に新作アルバムに先駆けリリースされた 「 I Could Use A Miracle」を聴いた時、そしてそのMVを観た時の衝撃たるや、そこには自分がポップミュージックに求める理想の形がある気がしました。ありそでなさそうな独創的なメロディセンス、ソウルミュージックをベースにしたリズムとストリングスアレンジ、そして顔芸を始めとした抜群の演技力

この最高な存在をまず周囲の友人に伝えなければ!と全然頼まれてないのに盛り上がり、そこからの展開はランブルショーをご覧の方々にはご存知の通り…ことある毎にデントメイが如何に素晴らしいか何が魅力かを語りまくり、挙句には友人にやや呆れられ「完全に恋だね」と言われる始末…

でもそれが高じて今回モンチコン氏の御厚意と尽力により、インタビューというこれ以上ない形で本人と直接話する機会が実現したのだから、過剰に暴走した熱意も時にバカに出来ないな…と。

インタビューした際には、英語がチンプンカンプンな僕は半分以上が意味不明だったので、今回初めて完成した映像を観て話の全貌を知ることでしょう。この映像編集をしてくれた相方谷口さんに最大級の感謝を。

全世界のデントメイファンとこの喜びを分かち合うのがメチャクチャ楽しみです。

そして、何はともあれジョーイジョーイマイケルズ誕生日おめでとう!
今度インタビューさせてください!

ミッドナイト・ランブル・ショー 吉村

次回のミッドナイト・ランブル・ショーは10/30(金)「ランブル美術館」顔自慢、コスプレ、アニメ化、アニマルなどなど、素敵なジャケットを通して総合芸術としてのアナログ・レコードの魅力を紹介。

2020/10/30(金)
ミッドナイト・ランブル・ショー#57
「ランブル美術館」
20:00スタート
神保町試聴室でのリアルイベント
YouTubeLiveでの配信の同時開催です。


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