いつもあなたの手の少し先に 救いの手が差し伸べられていることを覚えていてください

愛くるしい笑顔で今なお世界中を虜にする
オードリー・ヘップバーン
今回は彼女が子供たちに読み聞かせていたという、私が大好きな詩をご紹介します。
サム・レヴェンソンが孫娘にあてて書いた手紙の一節と言われています。
英語が得意な方は、スクロールして原文からお読みすることをオススメします。私は、訳から入りましたが。。。^^;

（日本語訳）
時の試練を経た人生の知恵　　サム・レヴェンソン

魅力的な唇のためには
優しい言葉を紡ぐこと

愛らしい瞳のためには
人の美質を見出すこと

スリムな体のためには
飢えた人々と食べ物を分かち合うこと

豊かな髪のためには
一日に一度、子供の指で梳いてもらうこと

美しい身のこなしのためには
決して一人で歩むことがないのだと知ること

物は壊れたら復元できないけれど、
人は転んでも起き上がり
失敗してもやり直し
挫折しても再起し
過ちを犯したら正し
何度でも再出発することができます
決して誰のことも見捨ててはいけません
人生に迷い、助けが必要な時
いつもあなたの手の少し先に
救いの手が差し伸べられていることを覚えていてください

年を重ねると
人は自分にふたつの手があることに気が付きます
ひとつは自分自身を助けるため
そして、もうひとつは他者を助けるため

（原文）
Time Tested Beauty Tips　　　by Sam Levenson

For attractive lips,
Speak words of kindness.

For lovely eyes,
Seek out the good in people.

For a slim figure,
Share your food with the hungry.

For beautiful hair,
Let a child run his or her fingers through it once a day.

For poise,
Walk with the knowledge you'll never walk alone.

People, even more than things, have to be restored,
renewed, revived, reclaimed and redeemed;
Never throw out anybody.

Remember, if you ever need a helping hand,
you'll find one at the end of your arm.

As you grow older you will discover that you have two hands;
one for helping yourself,
the other for helping others.

人生は苦しくて立ち向かうべき課題は永遠にあり続けますね。
ACT（アクセプティブ・コミットメント・セラピー）という心理的手法では、まずその状況をありのままに受け入れる場所に立つことから始まるそうです。
「諦観」という言葉があります。「諦める」という字があるから、悪いイメージの方が人口に膾炙していますが
諦めるの語源は、
「明らむる」＝「明らかにして見る」
事実をありのままに、謙虚に見つめる姿勢なのだそうです。
私はこれを聞いた時、「なんていい言葉なんだ！」と
頭の天蓋がパーンと開いたような感覚になりました。
自分にも、他人にも由らず
ただありのままの事実として見る。
それはちょっと、あるいはものすごく【勇気】がいることでしょう。
勇気を振り絞って、今よりほんの少し先に手を伸ばすことができたなら
必ず誰かが救いの手を差し伸べてくれているよ
大丈夫だよ、

何度でも、何度でもやり直せるんだと
そう伝えてくれています。

Well being🌼