人種差別について思うこと。①

#blacklivesmatter というタグを目にする今だから、一丁前に思うことを綴ってみる。

今回のGeorge Floydさんの事件が起きる前から声は上がっていたけれど、ここまで本格化したのは初めてなのでは？

さて、私がイギリス北部に留学していた時のこと。
ハロウィンに友人と猫の仮装をして歩いていた私は、すれ違い様に白人の少年に
"Monkey cats!" と叫ばれました。
私のような地域外からの学生も多い町で、日頃は多様な文化や人種を受け入れてくれていると感じていたはずが、どこに行っても差別はなくなっていないという現実を突きつけられました。もちろん、私のこんな小さな体験は、歴史の長い黒人差別問題とは比べものになりませんが。。

当時は驚いて声も出なかったけれど、
もし、暴力を振るわれていたら？
もし、アメリカのような銃社会だったら？
考えただけでも恐ろしい話。

人種差別に限らず、ネット上の誹謗中傷に対しても同じかもしれませんが、最近は "何を言われてもスルーしろ" という風潮がある気がしてなりません。無視すれば何とかなることもあるけれど、それにしても人間の醜い考え方のせいで人が亡くなるなんておかしい。命にかえられるものなんてないのに。

世界中で起きているこの動きに目を向けて、声を上げる人が増えることを祈って。

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