見出し画像

Day 11 自己憐憫との戦い #書く習慣1ヶ月チャレンジ

11日目「自分の嫌いなところ」


人間ってなぜこんなにネガティヴなのかと、最近よく思う。

そういう思考をして今日まで進化してきた生き物だからと言われたらそれまでだけど、あまりに暗いことばかりボンボン出てくるとげんなりして、ちょっと自分の頭を呪う時がある。

それもあって、「自分のこと嫌い」って思うことが圧倒的に多い。


他人と比べて、自身のコンプレックスや短所を嘆いてた。「こうだったらよかったのに」と何度も想像して。

きりのない数多ある「自分の嫌いなところ」。

だけど、そういった感情の根幹にあるものに、最近気付きつつあるんです。というか薄々気付いてはいて、傷つきたくなくて、受け入れたくなくて、目を反らしていたものがある。


それは、「自己憐憫じこれんびんなところ」。


「憐憫」っていう言葉の意味は「かわいそうに思うこと・あわれむこと」。

つまり「自分で、自分自身のことをあわれむこと」です。


過去、確かに傷つきは多くあったし、当時の私はそこから抜け出す術がわからなかった。それが精いっぱいの防衛だったのかもしれない。

それに何年も経ってからやっと気付いて、「仕方ないことだったんだな」って思うまではわかる。


けど、そこから「じゃあどうしよう?」と考えることを、私は放棄してた。

この言葉を知って、私は途端に「幼稚だ」と恥ずかしくなった。

まるで「子供」だと思う。どんな理由があれ、私はあの時とは違い「大人」になっているのに。あの頃よりは圧倒的に多い選択肢があるのに。


そんなことを思って、最近内面でふと出てくる「自己憐憫な自分」に気付いて、睨み合っている自分がいる。


最終的には他人と比べるより、自分との戦いなんだなとやっと実感した。