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MLB POG部23~24を振り返る回

はいはい
内容はタイトル通り、TLの人達でやってるPOG振り返り。

POGのルールは主催の人(くがさん)の書いたnoteを見てください↓

ではとっとと本題へ


血は争えず

1巡 アルセナール 牝 2200pt

父 エピファネイア
母 サンブルエミューズ
兄弟 ヴェスターヴァルト ナミュール  ラヴェル
生産 ノーザンファーム
厩舎 木村哲也

去年姉のラヴェルにお世話になったので続けて同母の産駒から指名。
頓挫あり遅めの11月のデビューとなったがルーメルを鞍上に府中1600を新馬勝ち。2戦目のクイーンCは不利がありながらもクイーンズウォークの2着。
そして3戦目となったのが3歳マイルの頂点NHKマイルカップ、登録時点では抽選対象だったが回避馬が出て運よく滑り込み、鞍上は姉ナミュールの主戦を務めたことのある横山武史、府中マイルは絶好の舞台ここで一発逆転…!

が、まさかの出遅れ発動で結果9着でシーズン終了。
クイーンCまでは出遅れなくスタートを切れていたが、サンブルエミューズ一族最大の弱点であるゲート難からは逃れることはできなかった…
しかし出遅れから大外ぶん回しという雑競馬になったものの、上がり3Fは33.8とメンバー最速、負けはしものの確かな素質の高さを見せてくれました。

指名馬の中では2番目に賞金を稼ぎ、唯一の重賞好走と活躍してくれましたが、桜花賞からオークスとクラシック戦線を走っていた姉達と比べるともう少しPOG期間内で楽しみたかったとは感じてしまいます。
次走はまだ未定のようですが、夏の内に自己条件をクリアして秋のタイトルを目指してほしい所

千二に短しマイルに長し

2巡 ディスタントスカイ 牡 1128pt

父 Uncle Mo
母 エリシェヴァ
兄弟 エイムインライフ
生産 米
厩舎 角田晃一

カラーパドックの筋骨隆々な馬体に惹かれ指名。
1月に京都ダ1400で武豊を鞍上にデビュー、ズブズブの競馬を見せるもゴール前でアスタールテニウムを交わし切り新馬勝ち。
2走目は府中1600の1勝クラスに挑戦、スタートからハナを取って逃げに出るも、距離が長かったか残り200mの位置から後退し14着と惨敗。3、4走目は距離を1200に短縮して挑むも今度は短かく忙しかったか4着5着。
5走目は5月26日POG最終日の京都、距離は間を割って1400に戻した。番手行く競馬から直線先頭に出るもメイショウヨシノが外から強襲、ハナ差で交わされ2着に終わりシーズン終了。

まあ完全な指名ミスでしょう。父は基本ダート種牡馬のUncle Moに母方は短距離の血が強いビリーヴの牝系、ダート路線の整備があったとはいえ明らかに距離が足りずPOG向きではない血統に2巡目を投げてしまいました。ただ本当に魅力的な馬体の持ち主で2巡目で指名した気持ちはコケた今でもわからんでもないです。(反省しているのか?)
ズブさに限られた距離適性と難しい馬ですが、レース前の厩舎コメントを見ると色々手を尽くしてはくれたようでありがたい限り。力はそれなりにある馬なのでOPまでは行ってくれるんじゃないかなと期待しています。

素質の一方で…

3巡 キングズブレス 牡 840pt

https://db.netkeiba.com/horse/2021110001/

父 Kingman
母 インピード
兄弟 フランクスピード
生産 英国
厩舎 木村哲也

とにかく馬体が良かったので指名(特にケツ)
12月中山1200でビュイックを鞍上にデビュー、道中かかりながらの競馬も直線ではインから良く伸び2着。2走目はルメールに乗り代わり同条件で未勝利に挑戦、またかかりはしたが最後はムチに応えて差し切り初勝利を上げた。
3月に再び同条件の1勝クラスに鞍上北村宏司で挑戦、スタートこそポンとでたもののそれ以外は良いとこなしの競馬で8着に終わる。(騎乗もアレだった)
その後は4月に帰厩しゆきつばき賞を予定していたらしいが何故か出走登録なくシーズン終了。

勝ち上がりはしたものの、それ以降があっさり終わってしまったのであまり思う事がないですね。最初はNHK行ければいいな~なんて思ってましたが今年のレベルだとまあ厳しかったでしょう。
サンデー×キムテツと言う事はノーザン的にも期待してた馬なんだろうし今後の活躍に乞うご期待!って事で…

物見が好きなでけー女

4巡 マックスセレナーデ 牝 1016pt

父 ドゥラメンテ
母 シェイクズセレナーデ
兄弟 ショウナンバビアナ ハーツラプソディ ノットゥルノ
生産 下河辺牧場
厩舎 橋口慎介

23~24のPOG本を目に通した人でこの馬が目に留まらなかった人はいないでしょう。カラーパドックの枠いっぱいいっぱいの雄大な馬体、牝馬の2歳3月にして540kgのビッグサイズ、兄弟の戦績も良く即◎でリストアップし無事指名。
7月中京マイルで松山弘平を鞍上にデビュー、直線前を行くルクスノアを追うも離されて2着。2走目は9月の阪神マイル、先行策も直線途中で後退し6着に終わる。
3走目は10月、京都1400からダートに転向。逃げては残り50mあたりまで先頭を走っていたが交わされ3着。その後もダートを使い続けるも4→3→8→4→3→3と勝ち上がり切れずシーズン終了。
9走分書くのめんどいので省略

シーズン中勝ち上がりこそ叶わなかったものの、掲示板外に終わるレースは少なく1000pt以上も稼いでくれました。
ただ、物見をしては直線ソラを使って交わされるレースが多く、ここを改善しなければ自力での未勝利脱出は難しいようもに感じました。
これが牝馬の難しさという奴か

小倉の未勝利戦で撮ったマックスセレナーデ
とにかくデカかった

父によく似た走りで稼ぎ頭

5巡 メリオーレム 新牡 3320pt

父 シュヴァルグラン
母 メリオーラ
兄弟 メリオルヴィータ メリオクラシー
生産 追分ファーム
厩舎 友道康夫

ドラフト前にシュヴァルグラン産駒はド晩成血統だからPOGに向かない!などと言っておきながらしっかり◎でリストアップし指名。
8月新潟の新馬戦を予定していたが馬房数の問題により、急遽同週の小倉2000で角田大河を鞍上にデビュー。新馬戦は3着で終わるも、2戦目は川田将雅に乗り代わり2着、差し切れない競馬が続いたが3戦目は早め先頭から押切で初勝利を上げた。在厩調整で12月のエリカ賞に出走、逃げるヒロノラメールをゴール前で差し切り前走から連勝で3歳OPを果たした。その後放牧。

2月すみれSを鞍上西村敦也で出走、いつもの先行競馬からやや控えた競馬になってしまい結果3着、ここで賞金を詰めれば春の戦線に進めれていたかもしれないのが惜しい。

5月ダービーの優先出走権を賭けたプリンシパルSに鞍上戸崎圭太で出走、直線の残り200mあたりから末脚魅せるも前を行くダノンエアズロックを捉え切れず2着。クラシック出走に一歩届かずシーズン終了となった。
2010年までだったら2着でも優先出走権貰えたのにな~

父に似て何かとあと一歩が届かない馬でしたが獲得賞金3300ptは指名馬の中ではトップ、負けても馬券内は外さない堅実な走りで頑張ってくれました。期間内最後の出走となったプリンシパルSは負けはしたものの直線のパフォーマンスは秋への期待が高まる一走、父が主戦場としていた長距離の舞台で結果を残したい。
何かと扱いがアレと噂の一口の友道(語呂がよい)を指名してみましたが、結果を出したのと父を管理していたのもあってか、そこまで悪い印象はなかったですね。しいて言うなら重賞で使ってみて欲しかったぐらいかな。

新馬戦を現地で拝めたので新潟から小倉に流れたのはラッキーだった。

期待の2戦目は何処に

6巡 ダノンストラーダ 牡 290pt

父 Justify
母 ストラティフィケーション
生産 追分ファーム
厩舎 国枝栄

新体系となった3歳ダート三冠を狙ったダート枠、何よりJustify産駒で戦ってみたかったので指名。
遅くも11月の府中ダートマイルで菅原明良をヤネにデビュー、1着の馬に4馬身差つけられ2着に終わってしまう。しかし新馬戦落とすもそこから巻き返しで大成した馬(アーモンドアイ ダノンプラチナ カレンブーケドールetc…)が多くいるのがこの馬所属の国枝厩舎、2戦目に期待…!
したかったが、新馬戦からの放牧後今年5月半ばに再入厩するまで音信不通、2戦目が来ることなくシーズン終了となった。

新馬戦2着も3着の馬に3馬身以上付けていて最低期間内の勝ち上がりは見込めそうと思っていたので惜しい。
(おわり)

取りたかった世代最速重賞

7巡 ロータスワンド 牝 720pt

父 ロードカナロア
母 ルシュクル
兄弟 ブランボヌール エントシャイデン ビアンフェなど
生産 ノースヒルズ
厩舎 中竹和也

馬体が目に留まったのと兄弟が良く走っていたとかそんな理由で指名。
6月函館1200で兄の主戦も務めていた藤岡佑介を鞍上にデビュー、ここは逃げを打って快勝、新馬勝ちを上げた。2走目はもちろん函館2歳Sへ、兄弟からは2頭このレースを勝利した馬が出ておりルシュクルの産駒ならここで結果を出してほしかったのだが…
新馬戦の逃げから変わって中段からの競馬、4コーナーを回る頃にはズルズルと後退して行き直線半ばでは画面からフェードアウト、結果はシンガリ負けの15着とまさかの大敗に終わってしまった。
(レース後のコメントで「経験の差が出た」と言っていたがこの時期の2歳の経験の差とは一体…?)
3走目は藤岡康太に乗り代わりファンタジーSに挑戦も13着、その後は1勝クラスに3度出走したが9着、12着、10着と大敗続きでシーズン終了。

函館2歳Sの結果は馬場が合ってなかったし立て直しがあるかもなんて思っていたが結果はコレ、単純に力不足か負け癖がついてしまったか…
去年のラヴェルやマックスセレナーデでも思わされましたが、牝馬って難しいよね。

期待大きくも

8巡 アショカ 牡 140pt

父 ドゥラメンテ
母 アメイジングライト
兄弟 アンチフラジャイル
生産 宮内牧場
厩舎 久保田貴士

馬体が目に留まったのと本でのコメントが良かったので非社台枠のエースと期待して指名。
10月府中1800で横山和生を鞍上にデビュー、直線途中先頭に出るも後退し11着、2走目も同条件に挑戦も11着に終わった。
3走目は府中1400でダート転向、前は捉えられなかったが脚を伸ばし6着とダート適正は見せた。4走目も同じような競馬で3着、初の馬券内に入った。その後出走なくシーズン終了。

コメントがよかろうが馬体がよく見えようが走るかなんてレース出てみな分からんって訳
これがPOGだ!

ただ牧場での期待が結構高そうな馬だったので関係者の皆様の期待に応えて未勝利脱出はして欲しい所。

指名馬全頭デビューは…

9巡 グッドヴァイブス 新牡 0pt

父 シュヴァルグラン
母 インドリヤ
兄弟 イグザルト リバーラ
生産 シンボリ牧場
厩舎 高柳瑞樹

ここもメリオーレムと同じく新種牡馬枠をシュヴァルグランに使った御贔屓指名。
6月半ばに入厩、ゲート試験にも合格、いったん放牧からの夏頃デビューと思っていたがその後は音信不通。3月ごろに一旦入厩していたようだが事無く退厩、デビューを迎えることなくシーズン終了。

今年の指名馬でデビューを迎えることができなかったのはこの馬だけ。全頭デビューを果たせなかったのは惜しいが、期間内全く情報なく終了はPOGではよくある事…仕方なし…
去年の6月時点でゲート試験合格まで進めれてはいたし、途中で何かトラブルがあったのでしょう。まあ何処かで無事デビューできてくれればいいかなと思います。
一昨年も同じ馬主の馬を指名して似たような事があったな…(こっちは期間内にデビューはしたが)

マラソンの景品を無礼るなよ

10巡 ベストミーエヴァー 牝 1480pt

父 No Nay Never
母 デルフィニアⅡ
生産 ノーザンファーム
厩舎 国枝栄

この馬の一口権利がノーザンホースパークマラソンの景品に出ており、景品になる馬は良く走るらしいという理由で指名。(過去にはリスグラシューやハープスター、オーソリティなんかが景品になっていたらしい)
8月の新潟1800で丸山元気を鞍上にデビュー、直線アドマイヤベルとの追い比べもハナ差の2着と惜敗。2走目は府中1800でルメールに乗り代わりも出遅れ+渋った馬場が向かなかったか3着。3走目は翌年2月の府中、前走と同じ条件で挑戦、出遅れはしたが直線マイネルオーシャンとの競り合いを制し初勝利を上げた。
4月オークスの優先出走権賭けたスイートピーSへオシェアを鞍上に挑戦、またまた出遅れ後方からの競馬、直線進路を探しつつ脚を伸ばしたが3着に終わりシーズン終了。

感想は出遅れ症の改善とメリオーレムと同じで力はありそうだから秋目指して頑張ってくれと言った感じ。
ここまで対戦した馬を見ると新馬戦ではフローラSを制したアドマイヤベル、未勝利戦&スイートピーSではオークスの時(TLで)人気だったコガネノソラと当たっているしそのあたりのツキというのもあった
かもしれない…?


完走した感想ですが…

獲得ptは10000pt超え、指名馬の勝ち上がり頭数はPOG内トップタイの6頭、ドのつくミーハー指名で大爆散した去年からの成長を感じました
が、肝心の順位は14人中8位とびみょ~な結果に。(最終日にディスタントスカイの2着で順位があがり書き直し)
敗因を上げるなら重賞を勝てなかった事以外にないでしょう。
ランキング上位の参加者が重賞勝利馬を指名できていた一方で、6頭も勝ち上がり馬を出しながら重賞に出走したのはアルセナールとロータスワンドの2頭のみ、賞金を持って帰れたのはアルセナールのクイーンCの2着だけでした。
トライアルで善戦したベストミーエヴァーやメリオーレムが重賞出てたらな〜とも思いもしましたが、現状ではよくて掲示板、上位争いに加われるほど稼ぐことはできなかったでしょうね。
後指名の方を反省するならディスタントスカイを2巡目にぶっ込んでしまった事ぐらいでしょうか。勝ち上がりは多かったので悪いドラフトではなかったと思ってます。

はい
書きたいことも少なくなってきたのでそろそろ締めます。
noteを初めて書きましたが文章練るのが苦手な癖に戦績まで文章化したのは完全にミスでした。次は取り上げたいレースと感想だけにしときます。
後は24~25のドラフトnoteも書きたいと思ってるので世に出ることがあればそっちもよろしく

それでは


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