FFPとは? 〜これからのサッカー界〜

画像1 今回の問題が全世界へと広まったのは2020年2月だった。 UEFAは、マンチェスター・シティが2012年から2016年にかけて提出した損益報告書でFFP規則に違反していた事を発表した。 当初は、2年間のUEFA主催の大会(CLやEL)への参加を禁止。プレミアリーグ降格などが処分の対象として噂されていたが調査の結果、UEFA主催の大会への参加禁止は適当ではないとし、シティへの処分は約12億の罰金だけとなった。 処分は大幅に軽減された。
画像2 FFPは、2011年6月に導入が決定した。2013ー14シーズンから施行されている。目的は、[ヨーロッパのサッカークラブの財政面の健全化の促進][高騰する移籍金の抑制][クラブ間の金銭的格差をなくす]為に作られたものだ。
画像3 この問題が罰金だけの処分となってしまったことは、これからのサッカー界に大きく影響すると思う。 なんの為にFFPがあるのか。 またひとつ、疑問が増えてしまった。今まで、どのクラブも真面目にこの問題を受け止め、戦い続けてきた。FFPをもう一度深く考えないと、ビッグクラブと中堅クラブとの差はどんどん広がっていってしまう。お金の力で作られたチームが増えていくに違いない。 footballに対しての《愛》《情熱》《歴史》がお金の力によってすべて掻き消されてしまう恐れがある。
画像4 俺たちは、MY TEAMが試合に 勝てば嬉しい。負ければ悔しい。 それは、スポーツを観ている上で当たり前の感情だ。 しかし、それ以上に22人の男たちがひとつのボールを激しく奪い合う姿を求めていると思う。 極端にお金で作られたチームよりも、泥臭く勝利の為に頑張っているチームの方が応援したくなると思う。だから、これからもお金で強くなろうとは思わずに、勝利を掴み取るために、地道に努力を重ねてほしいと願っている。
画像5 この処分に対して、俺たちファンが色々と言っても何も変わらない。 1番大事なのは、この問題に対してfootballを支えている協会の人達が どう考えているのかだと思う。 各チームはファンが求めている【勝利】という2文字を掴み取るために、日々努力を重ねている。 ファンの夢、選手の夢、クラブの夢を壊さない為にも最善の策を考えてほしいと思う。 これからも、俺たちの日常はfootballを楽しむことに変わりはない。

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