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【半冬眠日記】6.防災グッズを見直す

お昼頃まで起きてるのか起きてないのかわからないような時間を過ごした後、やっと起き上がった。

飾っていた正月飾りをしまい、車のお掃除。融雪剤のお塩が撒かれてる道を走ったので念入りに下側を洗った。晴れてたけど手が凍りそうだった。


ご飯を食べた後、やっと取りかかれたのは防災グッズの見直し。ちょいちょいと買い揃えてたけどまだ管理しづらくて後回しになっていた。

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防災リュックってよくあるけどホームセンターで買って「はい、オッケー!」では終わらないと思う。全信頼を寄せるのはダメだ。


中に入ってる包帯使う?というか使い方知ってる?というか中身見た?大地震なら全部完璧に備えたいけど、大雨の一時的避難の時にロウソク持ってく?火は使えないと思うけど。


持っていくもの、取りに帰るもの、自分には必要ないものを見極める。でもついついなんでもぶっ込みがちになる。


想像力が大事かもしれん。乾パンより普通のクッキーの方がいいよなとか、絆創膏より避難中に読めるお気に入りの本や落ち着く香りのハンドクリームがあった方がいいなとか、ボサボサな髪が誤魔化せる帽子があった方がいいなとか、実際の避難生活がどうしたら安らかになるのか想像する。


明るいうちに起こるとは限らん。ヘッドライトはすぐ使える場所にあるか使えるか、リュックは背負いやすい長さに調節してあるか、「自分はここに避難してます」っていう張り紙はすぐ書けるか張れるか。ガスの元栓閉めた?避難までの動きも想像する。なんとか背負える重さには収まった。


買うものは必要最低限に留めて、使わなくなったものや中古で揃えるのも大事。滅多に使うものではないので、我が家のリュックはハードオフで800円!とはいえちゃんと登山用。


断捨離した下着類もリュックへ移動。たまたま実家から持って帰ってしまったクタクタバスタオルも実家の香りがして落ち着くので仲間入りさせた。


新しく買ったのはソーラーパネルとポータブル電源。数ヶ月悩みに悩んで年末のセールで奮発…よしとしよう。さらに欲しいのはポータブル電源で使える電熱調理器具。お湯が沸かせられたら最強。意外と安価だがワット数が高すぎて持ってるポータブル電源では使えないのがほとんど…あと濾過器が欲しい。水の為だが高い。また探そう。



食料は一気に期限切れになると悲しいのでちょこちょこ買うと家計にも自分にも優しい。今回は見事にカップラーメン達が期限切れ。ここ数日分のご飯になります。

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ちゃんと管理できてなかったというわけでデジタル化を進めた。ちまちまめんどくさいんだこれ。でも今後圧倒的に楽になる。それだけはわかる。期限が近づいたら色でお知らせするようにした。エクセルとか普段使わない頭を使うとイヤ〜ってなる笑 これからは家計簿つけるついでに月一で確認しよう。


で、このリストを遠くに住む母親に共有した。母からはなにかと心配事LINEがくる。体調や仕事や運転や、とくに天候。遠くに住むからこそ現地の天気は分からないから余計に心配なんだろう。うちにはテレビがないことを知ってるし。


このリストは防災リストだけど、非常時用のリストでもある。つまり自分に何かがあった時、駆けつけて困るのは母だ。通帳どこにあるのか、暗証番号はなんなのか分からないと、ただでさえ子供の事態の心配や移動で疲れるのにもっと疲れてしまう。その負担を軽くするためでもある。


共有した事で娘はこんなに対策してるって安心してくれるかもしれないし、自分もやらないとって思ってくれるかもしれない。


こうやって備えはいろんなところに繋がっていくんだろうなと思い知る。まだ避難した経験もないし、足りないことはたくさんあるだろうが、ちまちま気づき、拾い集めていくのが大事。いつだって日常の隣に非日常は潜んでいる。


県の防災アプリも入れてみた。171の伝言サービスは毎月1日15日が体験デーらしいので、15日にやってみよう。起きてからやるのじゃ大変だ。

 

ま、結局はサバイバル能力があるかってことだから、こんなものを揃えるより畑の土があって、食料の生産や調達ができて、火の起こし方とか水の得方とか知ってるのが1番だと思うけどね〜。あと生き抜こうっていう気力とか、地域とのつながりとか?それは後々育てていくとして。ちゃんと予定はしてるヨ…!



こうやって重要だけど緊急じゃないことを着々と進めるのが半冬眠期間の目的。ちゃんとできました◎

真中

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