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スマートサングラス「Ray-Ban Meta」をラスベガスで試す

この記事を書いているのは1月6日。CES取材のため、アメリカ・ラスベガスに滞在中だ。といっても、まだ会期前。というわけで、今年最初のコラムはCESとは別の話題でお届けする。

昨年(2023年)9月、Metaはアメリカなどの市場向けに、スマートサングラス「Ray-Ban Meta」を発売した。

・Ray-Ban Meta。写真はWayfarer/Matte Jeans Transparent / Polarized Dusty Blueで、販売価格は税抜329ドル

これは、サングラスのRay-Banブランドを展開するルックスオティカとMetaが共同開発したもので、カメラとマイク、スピーカーが組み込まれたスマートサングラスだ。両社の協業製品としてはこれが第二世代になるが、かなり完成度が高くなっている。

日本では発売されていないのだが、筆者も実機を入手したので、試してみたいと思う。国内で販売されていないものなので、総務省の技術基準適合証明(いわゆる技適)は取得していない製品なので、本記事におけるテストはすべてアメリカ・ラスベガスで行っている。

■「カメラ」「マイク」「スピーカー」をサングラスに内蔵

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