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西田の論壇:地上波に追いついた「日本のYouTube」

毎週西田宗千佳が、知財、IT産業、ネット、放送にまつわる問題や社会現象を分析、考察していきます。

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現在のネットメディアの中で、もっとも勢いがあるものの一つが「YouTube」であることは間違いない。

では、YouTubeは現在の日本においてどんなメディア特性を持っているのだろうか? ここ最近、取材や調査資料などで得られた情報を総合すると、「ニッチの集合体であるが、サイト単独でいえば地上波放送1チャンネルに相当するマスになった」と言って良さそうだ。

それはどういうことなのだろうか? そしてそのことはどのような影響をもたらすのだろうか?

今回はその点を考察してみた。

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