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THE BLUE RECORDS

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「本当は歌いたかったのかもしれない。」 絵を描きながら、そんなことを思う時がある。 歌が放つエネルギーや解放感は人々を魅了する。 それを目の当たりにするたび、 絵は音楽に勝てな…
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2020年3月の記事一覧

『マーブル』

作詞・作柄:中村雅紀 どうしてそんなに怒っているの 君が望んだ僕じゃなかった? また 僕の言葉が君の前で 虚しく表情を変えてしまった 解け合うことはない 僕は僕で 君は君 僕と君はマーブル 解け合うことはない 僕は僕で 君は君 僕と君はマーブル それでも信じてみてよ 君の手を握れば 握り返してくれるでしょ ただ それだけでいい どうしてがっかりしているの あなたが望んだ私じゃなかった? そう あなたの心はとても綺麗 私の心は汚れたままなの 交わることはない 私は黄

『君は宇宙』

作詞・作柄:中村雅紀 最終を逃したバスターミナルで 急に空から舞い降りてきた君 僕を見つめる瞳はまるで 図鑑で見た惑星みたいに綺麗だった あぁ、あの子は宇宙 あの子は宇宙 あの子といると音が消える あの子は宇宙なんだ 夜のベランダで星を見る君は いつも涙を流さずに泣いてる 僕が死んだら君の瞳は はたして涙を流してくれるのだろうか あぁ、あの子は宇宙 あの子は宇宙 あの子といると息ができない あの子は宇宙なんだ 君が去ってから3つの季節が過ぎ いくつ流れ星を数えただろ

『Day by Day』

作詞・作柄:中村雅紀 「人生に近道はありません」 そんな言葉 信じない 先にスタートしたはずなのに どうしてあの子は前にいるの 体を比較と嫉妬で覆われ 虚しくひとり踊る毎日 きっと私のココロの中より あの子のカバンの中身なの しばらく開けてない大きな窓のむこう お気楽なほどに青空だった 恐れながらも一歩前に出て 浮き輪に掴まり川を渡ろう 自分だけじゃないよ 辛いのは 今という点をつないで 日々という線にしよう 自分に出来ることを淡々と 日々こなすしかないのに 自分に

『Cat』

作詞・作柄:中村雅紀 Hey Sugar 肌色のシーツの上で なかなか目を開けない君 昨日の夜は何してたの 君の寝顔に聞いてみる 目が合うと無意味に舌を出す癖 愛しくて 不覚にも恋をした 君はまるでCat ゆらゆら揺れる君の機嫌は カラフルな迷彩柄みたい なんだか心地いいんだ なにがあっても なんとかなるって Ah honey 夕方のソファーの上は 完全に君のテリトリー 機嫌が良いと踊るつま先 陽に照らされて揺れるNail 甘いパンケーキが君のマタタビ 覚えたよ 君

『Let it be』

大人になった僕らには 世の中いささか複雑すぎる だけれど自然に生きたいね 山とか川とかみたいにさ Let it be Let it be 世界を2つに分けないで 真ん中あたりが心地良いのさ 好きだと言えれば充分な あの頃みたいに戻れはしない それでも好きだと言いたいよ あなたがどこかへ行く前に Let it be Let it be 嫌われたって気にしない どうせあの世じゃ関係ないのさ 大人になるほど わがままが増えるのはなぜ 恋をするほど 自分勝手になるのはなぜ