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マンダラに書く

オリンピックに出場している選手の小さいころの夢は、「オリンピックに出る」「オリンピックで金メダルを獲る」だったと想像します。2020年に東京オリンピック開催が決まると、その夢は現実的に、具体的に、自分が東京オリンピックで活躍している姿のイメージが出来たなのではないでしょうか。 

小さいころからの夢を叶えて、アメリカメジャーリーグで活躍中の大谷翔平選手や菊池雄星選手を指導した花巻東高校・野球部監督の佐々木洋先生の言葉に、「夢は、夢のままで終わってしまう。だが、夢を確かな目標にすることで、そこに辿り着くイメージがはっきりと浮かび上がり、決して消えることのない目標に向かって、人は突き動くことができるのだと思う」があります。オリンピック選手のみなさんも、小さなころに持っていいた夢を、どこかで目標に変えて、目標に向かって計画を立て、計画を実行し、努力を積み重ねて、オリンピック出場の夢を叶えたと思います。

その夢を目標に変えるときに使う道具があります。それは、マンダラ構造の3×3の9マスで展開される線が引いてある、手書きで書き込むシート(紙)です

どうしてマンダラの9マスに書いたら、実現するのか

マンダラ構造の9マスに手書きで文字を書き込むことで、まだ頭の中にある目で見ることができない夢を、文字に書き出して見える「目標」に変えることができます。夢を叶える第一歩は、夢をマンダラに書いて目標することです

夢を書く。
書くというのは手にペンを持って書きます。スマートフォンの中に書いても同じと思うかもしれませんが、実は大きな違いがあります。パソコンのキーボードで文字を入力するのとペンを持って手で書くのとでは脳の反応、夢の脳の捉え方に違いがあるようです。

夢をマンダラ構造の9マスに書くときは、「右脳」を使っています。

だから、罫線もない白い紙やレポート用紙のように横の罫線がある紙に書くのと、9マスのマンダラ構造の罫線がある紙に書くのとでは、最初から違います。正方形の9マスを見た瞬間に右脳が動き出しています。右脳は、これから先の未来を考える脳です。その脳がマンダラ構造を見た瞬間に動き出します。右脳が動き出すと、新しいアイデア、気づき、発見が浮かんできます。それらをキャッチするのも右脳です。それを言葉にして文字で9マスに書きます。。

こうして頭の中をマスの中に書き出し、それを眺めると何かがわかります。それは「今の自分」がわかります夢を目標に変えるときには、「書くこと」が必要です。自分で自分のことを見つめて、頭の中にあることを書きます。この作業を繰り返し繰り返し行うことで、今の自分が分かります。今の自分が分かれば、今の自分に足らないこと、次に自分は何をすればいいのかが分かります。マンダラ構造のマスに書くことは、自分を見つめる、今の自分を知ることができる「瞑想」や「マインドフルネス」と同じではないかと、わたしは思います。

夢が明確な目標に変わったとき、何が起こる

夢が目標に変わったとき「自分に自信がもてる」ようになると思います。マンダラには、真ん中に書いた「目標」と、その周りのマスに書いた目標を達成するための「計画」が一目で見えるようになっています。真ん中の目標に辿り着くイメージ全体が見えています。自分はこの計画のマスを一つ一つ実行していくことで、目標に近づいて行くのです。達成の道のりがはっきり見えているのです。いかがでしょうか、そうなれば自分に自信が持てるのではないではないでしょうか。

目標達成に大事なのは、書き出した計画を実行することです。トップアスリートとなって、オリンピック代表になっていれう選手たちは、この目標に近づく行動を実行した人たちだではないでしょうか。

マンダラは日本人の智恵です。2021年、日本では本当なら2020年開催されるはずだったオリンピックが開催されています。わたしは日本だから開催することが出来たのではないかな〜と思っています。今、日本人の出番なのかもしれません。

(文責:中島正雄)

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