リズムキープに役立つか? 2012-05-20
今日は、レッスンのほかにドラマーのためのアレクサンダー講座があり、それに誘われて参加してきたのですが、いろいろと収穫がありました。
以前ほど悩まされることはないとはいえ、リズムキープはやっぱり重要問題と言えましょう。
でもそんなことにアレクサンダー的な体の使い方や考え方がなにか役立てられるのか、というちょっと興味本位な質問をしてみたのです。
苦手なのはゆっくりなテンポ。実際やってみると、ゆっくりがゆえにいろいろと自分でダメだしをしてしまっているというのが発覚。
弾く前に、自分が出す音を頭の中で考えてみる、というのと、本当に実験的ではあるけれど、と前置きをして提案されたのは、ゆっくりなテンポということで、そのいろいろと考えてしまうこともゆっくり考えてみるのはどう?と言われ、やってみました。
ゆっくり考える、というのは言葉にして考えるのではないため、ちょっとその時は難しい感じだったけれど、自分で音を考えてから弾きだすとというのをやってみると、不思議なことにあまりいろいろ考えずに弾ける時間が多くなって、相手の音も細かいところまで聞こえていいかんじでした。
でも、その自分がプレイするテンポで周りの時間もながれていると思ってみる、というのはなかなか面白い提案なので、実践で試してみようと思います。面白そうな気がする。
そういえば、自分でもテンポキープの仕方を昔考えたとき、そのテンポの鼓動を持つ動物になると考えてみたらどうだろうと思ったことを思い出し、考え方が遠い親戚だなぁなんて思いました。
テンポにからんで、ボーカルの出したテンポで弾くケースの場合についても質問。
どう、他人の出したテンポをくみとるか。
これは、やってみたところこれであってるかな。。。とつい探りながら弾き、迷いながら弾いてしまっていると思うと言うと、弾き始めた時に合ってるかなどうかな、と思うのはその時点ではもう無駄な何にも役に立たない考えであると。
あまりにも違えば相手が言ってくるだろう、くらいな気持ちで、自分のくみとったのはコレ!と自信を持って弾く、と提案。
知っていたけれど、改めて気づかされるという感じ。
そうだよね、少しぐらい自分が出したテンポと違っても、それがものすごく気持ちよかったら、ボーカリストだって文句はつかないと思う。
逆にテンポがあっていても、自信なさげだったら、その方が嫌だと思うよね。
ベースに至っては、究極論ではあるけれど、もし音が違ってもリズムキープできた方が。。。っていうのと似ているかも
音楽ネタばかり質問できるので、かなり役立ちそう&面白くて、「アレクサンダー軽音部」今後も期待なのでした。
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