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ママ赤ちゃん留学 -準備編-

一人目の妊娠が分かってから、仕事復帰のことよりも育休中をどう過ごすか、そんなことを考えていた。2018年当時のことで、どうやってありついたかはうる覚えたが、『ママ 留学』とかで検索したのだと思う。いまのご時世、海外留学はまだ難しい状況ではあるものの、今後また復活してくれることを願って書き残しておこうと思う。

自分のことだけ考えて決めた子連れ留学

なにかそれらしい理由があればいいのだが、ない。今ではオンライン英会話も充実し「英語を学ぶ」のであれば日本でもよかったはず。普段経験できないことをやりたい。ただそれだけだった。そんなちゃんとした理由もないまま妊娠5か月目には、エージェントの説明会や個別相談への動き出した。行先は、セブ島。7月に出産し、翌年4月には復帰の予定だった私は、この期間に行きたかった。そのため、生後6か月から受け入れてくれること、また赤ちゃん留学専門の学校があったことから、セブに決めた。
その頃、実母に「留学の件、ほぼ固まった!来年2月中旬くらいから4-6週間で行ってきます!」とLINEを送っている。「本当に行くの?子連れで大丈夫なの?」こんな一言をいってしまいそうになるが、返ってきていたのはこのスタンプ。

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ちょっと話がそれるが、果たして私はこんな風に子供のやりたいことを受け入れられるだろうかと思う。危なくないか?こんなことが起こるのでは?心配から色々口をだしてしまいそうなものである。やりたいことを応援してくれる気持ちにとても感謝しているし、私もそういう親でありたい。

そんな風に、誰も否定しない(ような人にしか言っていなかった)中で、ちょっと先のことに想いを馳せワクワクしていたものの、なんせ今回は生後6か月位の赤ちゃん連れ。現地でなんとかなるでしょ!ではなく、事前の準備は入念に行った。

滞在先でのシミュレーションをもとに事前にリサーチ

赤ちゃん連れ専門の学校だったことから、しっかり環境は用意されていた。現地に行ってわかることもあったが、80%くらいは事前に確認できていたと思う。下記が事前に説明をうけた内容だった。

住環境
・宿泊先はコンドミニアムの1K(家具、家電、キッチン用品、ウォーターサーバー付)
・風呂はなくシャワー
・コンドミニアムから学校まで徒歩5分程度
・WiFi環境あり
・近くに高級スーパーがあり、なんでも揃う。(DAISOも!)
・大学病院も近くにあり、学校に週1回往診してくれる
・移動手段はGrab。一番使ったかも。事前にアプリをインストールしておくことを勧める。
・途上国なので、アリやゴキブリに遭遇することも
学校
・フィリピン人の講師
・初日にテストしてレベル分けがある
・授業のコマ数は選択可能(午前だけ授業で午後遊び、とか午前も午後も授業など)
・子供をキッズクラスにいれることも可(大人の教室に併設
シッター
・炊事、洗濯、掃除などの家事や育児、子供の送り迎え、買い物などすべて依頼可(私は離乳食作りもお願いした)
遊び
・ネイルやマッサージなど安価に受けられる
・週末にビーチにいだり、プールに行ったり、屋台に行ったり、安価に楽しめる。

※ここに興味がなくそんなに情報がない
赤ちゃん関連
・プレイマットやベビーカーなどレンタルも用意されているが、買った方が安そう。
・調乳用のミネラルウォーターはスーパーで購入可(ウォーターサーバーの水は合わない人もいる)


事前に揃っているとはいえ、赤ちゃんなのでそれぞれ状況が異なる。私の場合、産まれる前から生後2か月位の時期に、生後6か月のことを想像しながらの準備となった。初めての子供で、生後6か月がどういう状態なのか?を想像しながら主に下記について確認した。

ベビーバス
シャワーしかなかったので、ベビーバスのレンタルが可能か確認。4週間滞在だとレンタル料が3000円弱かかったので、日本からビニールのベビーバスを持ち込むことに。

ベビーガード
ベットなので落ちるリスクがあるか?と思ったが、まだ先のことなのでわからない。レンタルはできるので、現地で決めることに。

ベビーカー
レンタルは可能だったが、セブは整備されていないでこぼこ道が多く性能のよくないセブのベビーカーより日本からの持参を勧められる。生後6ヶ月の時期だとベビーカーより抱っこが良いかと思い保留。(結果、抱っこ紐でよかった)

同じ時期に来ていた4歳の女の子のママは、ポキットという折り畳めるベビーカーを持参していてかなり重宝したと言っていた。

離乳食
近くのスーパーで、かぼちゃ、にんじん、じゃがいもなど、初期の離乳食に使う野菜は揃う。パウチのお粥と、スーパーに行けなかったときのために到着して数日分の離乳食を持参することにした。

おむつ
1ヶ月分のおむつは持っていけないので現地で調達することに。日本メーカーのおむつは現地に売っていることを確認。(現地に行ってからわかったが、売っているおむつはペラペラだった。おむつによってはかぶれている子もいたので、安いからと現地のおむつに飛び付かず、試してみることをお勧めする)

両親やパパ滞在の方法
私が滞在中、週末に会いに来てもらおうと思っていたので、滞在先を抑えた。さすがに1Kに両親を寝かせるわけにはいかず近くのホテルを予約。(クエストホテル、新しくて綺麗。ショッピングモールからも近くて便利!)  

いざ申し込み

事前確認はしていたものの、産まれてくるまで何が起こるかわかるない。申し込みはせず、一旦保留に。産まれて2ヶ月だった頃、子供の健康状態も良く、自分の気持ちも全くぶれなかったので申し込むことに。(産まれたら気持ちが変わる可能性もあるかなと思っていた)  

まずは、パスポートの申請。赤ちゃんのパスポート用写真を撮影してくれる店舗が限られていて結構探して撮影しに行ったが、今では赤ちゃんのパスポート用写真を撮れるアプリもでてきているみたい。

2月に出発を予定していたが、10月頃には航空チケットが徐々に埋まり始め(早い!)焦って学校の仮押さえ。滞在期間が仮押さえできたところで、航空チケット抑え、支払いも終わり、晴れて準備完了。

ここから、出発日までの期間に、オンライン英会話で毎日少しずつ英語を喋ることを始めた。終わりの日(出発まで)が決まっていたので、続けることができた。(普段は三日坊主タイプ)

かかりつけ医への受診と多めの処方 

いよいよ、出発まで1ヶ月。海外旅行保険にはもちろん加入したが(これが後々きいてくる)、慣れた薬など持っていきたいと思いかかりつけ医に。多めに処方してもらいたかったので、理由を告げるしかなく、子供を連れて留学することを伝えると、『とってもいいね、ママがそうやって自分のやりたいことを諦めないのは素敵だね』みたいなことを言ってくれた。(ちょっと誇張しすぎかも)とにかく、おむつかぶれした時用と、保湿の薬を処方してくれた。また、セブだったら大きい総合病院もあるなら何かあれば病院にかかれば大丈夫、とお墨付きをもらって安心したのを覚えている。先生ありがとう。

さて、いよいよ出発です。