年の瀬のご挨拶&建設予定の学校について
こんにちは!
年の瀬も間近になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
私たちは、今年の8月9月にカンボジアに図書館を建てたい!という思いでクラファンを始めました。
改めて、多くの方にご支援いただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
建設予定は来年の夏、その後訪問を予定していますが、果たして来年の夏に渡航できるのか?など、まだまだ未知数のまま走り続けている私たちです。
今日は2020年最後のお知らせとして、既に決定させていただいた学校についてご報告させていただきます。
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図書館建設にあたり、大きな流れは以下のようになりました。
①NPO法人グローブジャングルから図書館を建設する建設会社に選定を依頼
②既に建設会社に届いている全国の学校からの要望書をベースに、依頼内容に近い学校を選定
③グローブジャングル(以下:グロジャン)が内容を確認して、よさそうなものを私たちに打診
この内容で3つの学校が選ばれました。
1つはプノンペンから車で片道4時間かかるクラチェ村にある小学校。
2つ目が同じクラチェにある中学校。
3つ目がプノンペンから車で1~2時間のコンポンチャム州チャムニアン村というところにあるチャムニアン小学校。
グロジャンは、3つ目の学校を第一候補としてお勧めしてくれました。
理由は、学校の校舎の中が一番きれいだから。掲示物がしっかりしているから。
(チャムニアン小学校の様子)
対してこちらがクラチェの小学校。
違いは歴然ですよね💦
これを読んで皆様はどう思われましたか?
私は、プノンペンから1時間で行けて、学校の中が整備されているのであれば、絵本も読んだことある子供たちも多いのではないのだろうか?
だとしたら片道4時間もかかる小学校に絵本を置いてあげる方が喜ばれるのではないか?
と考えました。
でも、それは日本で生まれ育った私たちの感覚でした。
カンボジアでは、管理力がある学校とない学校の差が大きくあるそうです。
特に学校の先生のお給料は、日本の価値に換算すると大体月に8万円ぐらいしかもらえず、生活の為に午後から塾を開講したり他のアルバイトをしたりしています。
そう、学校運営に全力を注げない状態なのです。
グロジャンが運営するくっくま孤児院の子供たちが通うプノンペン市内の小学校には図書館があるのですが、なんと鍵がかかっていて図書館に入れないとのこと!!!
これを聞いたとき、私たちメンバー3人とも
「ええええええええええええええええ!!!」
と声を上げてしまいました。
図書館があって本があるのに中に入れないなんて。。
日本で考えられますか?
しかも首都のある町で。
だからカンボジアでは、ちゃんと管理できる体制があるかどうか、というところが最重要ポイントになるのだそうです。
何度も何度も打ち合わせをしてもらい、オンラインでも現地のスタッフの方と繋いで話を聞き、日本ではありえないカンボジアの「基準」に納得した私たちは、チャムニアン小学校に決定を致しました。
既にNPO法人グローブジャングルさんに資金はお渡ししており、来年の夏に建てられるように動いていただいております。
お時間のある時に、ぜひ現地から届いた動画と資料をご覧ください。
もう少しリアルに、カンボジアを感じていただけると思います✨
<チャムニアン小学校の様子:2分程度の動画>
https://drive.google.com/file/d/15xBf3BcKmJLHnKMqPmbSplM_nBDmcVyQ/view?usp=sharing
<チャムニアン小学校の授業の様子:30秒程度の動画>
https://drive.google.com/file/d/1QAwYpaqZO7lKyMjRn6e1M-KonKXqZysh/view?usp=sharing
<私たちが受け取った学校からの依頼書>
https://drive.google.com/file/d/1zc9AUyR4eVyjyEz3iU185gkycv8WOeIk/view?usp=sharing
※ただし、こちらの都合で建設を待っていただいている状態なので、もし私たちよりも先にチャムニアン小学校に図書館を建ててあげたい、という方が現れた場合には、別の小学校を改めて選定することになります。
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長くなりましたが、こちらが現状です^ ^
今現在、少しずつ感謝状をお送りしています。
私たちの取り組みを見たデザイナーさん(長野在住の横山励子さん(ねこさん)が深く共感し、作ってくださったものです。
本を読んだ子供たちがぐんぐん成長する様をイメージして作ってくださいました。
LINEにお届けしますので、受け取られましたら保存していただくか、印刷していただくなどしていただけると嬉しいです。
楽しみにしていてくださいね★
それでは来年、
いよいよ図書館が建設され、子供たちに絵本が届くのを楽しみに、引き続き一緒にワクワクしていただければと思います。
みなさま、良いお年をお迎えくださいね。