Dr.ハインリッヒ単独に行くのを諦めて涙目になった

2月4日は大阪にいるはずだった。

はずだったのです。タイトル通り諦めました。



Dr.ハインリッヒ単独ライブ「原液、形而上学」


この告知が最初にされたのは2021年11月11日、ルミネで行われた「話をする人と話をする人」のエンディング。


会場で観ていた私は大きな嬉しさと共に、何故東京の公演で告知したの?っていう謎でふわふわした感覚。ただ東京の公演で告知してくれたという事実は、待っているよという言葉にも聞こえて。


聞こえちゃったんだもんね〜行く!行く!絶対行く!!!大阪行くぞ!!!


12月、きちんと告知がされ開催決定し、フライヤーも公開。ここからはワクワクが止まらなくて仕方がなかった。ひょ〜楽しみ〜!


チケットも無事取れたけど、2月に世の中がどういう状況になるかわからなすぎて、泊まりにするか日帰りにするかも先送りにして様子見。こんな慎重な性格だったっけ?と思った。


ま、悪い予感なんて大体当たる、そう決まってる。


毎日確認する東京の感染者数にプラスして大阪の感染者数も見初めて。目に見えぬ恐怖がどんどんやってきて。


行くか、諦めるか。1月は毎日考えていたように思う。ただある日同僚に言われてすっきりと諦められた。「もう行くのやめてると思ってました」


おそらく人より怖がりだし、宣言が出ようものなら意地でも都外に出なかった。友達にも会わず、外で食事することだって2年間してなかった。そういう人間なのを知っていたから、諦めてなかったことに同僚は驚いたのだと思う。


何気ない一言だったけど、とてもすっきりした。私にだって大切な人は周りにたくさんいる、まさかは絶対起こる。諦めよう。


心の中では、もう本当ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!ごめんなさいしか言えない!ごめんなさい!!!


私はDr.ハインリッヒが大好きなのに大阪にNGKに行かない決断をした。悲しかった、とても心苦しかった。NGKに立つ2人を目に焼き付けたかった。悲しい!悲しい!悲しいのK!(わかる人だけ伝われ〜)


決断は正しかったと思うしかない、あとは当日無事に開催され、何事もなく終幕し、みんな健康でいてくれと願うしかなかった。苦しい、苦しいねえ。苦しいのKかもしれない!


2月4日は大阪にいるはずだった。

私は東京にいて、病院に行き、もらった飲みにくい薬を涙目で飲んだ。Dr.ハインリッヒ単独を観に行けなかった悲しみでの涙目ではない、多分。


だってこれからも、今日行けなかった分観に行くから!!!


(余談ですが、友達が譲り先を見つけてくれて私が座る予定だった席には大学生座ってくれ、大いに楽しんでくれたそうです、本当感謝!感謝のKかもしれない!)



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