空へ高鳴るファンファーレを

昨日、今年のR-1が終わった。ひとりのチャンピオンが生まれて、多くのピン芸人がまた来年に想いを馳せる事になった。

今までみてこなかったR-1を今年はきちんと追った。

特に注目していたふたりの内ひとりが決勝の舞台へ。それだけでも嬉しくて嬉しくて堪らなかった。報われてくれ、決勝当日まで毎日毎日そう思い続けた。

願いは叶わなかったが、自分の中ではとてもとても印象深いR-1となった。たのしかった、1月から昨日までがあっという間だった。無観客でどうなるだろうと、どういう気持ちで見る事になるのだろうと思ったが、どのネタも面白かった。テレビに釘付けだった。

さあ来年は。まだ次へ踏み出すかどうかはわからないが、進んでほしい。悩んで悩んでも進み続けてほしい。こんな言い方していいのかわからないけど、それが「ぽい」んだ。

一喜一憂。喜びがあれば心の中では毎回戦ごとにファンファーレが鳴り響いていた。それはとても大きな空へ高鳴るファンファーレが。

悲しみ辛さ悔しさがあってもファンファーレを鳴らしていた。讃えるためのファンファーレを。

これからいつまで追い続けるかわからないけれど、私はファンファーレを鳴り響かせたいんだ。

できれば喜びのファンファーレを。




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