詩「答えの出ない夜」

心がざわつくのは誰のため
寂しい満月 誰のせい
答えの出ない夜を
ひとり、ぐるぐると散歩して
振り出しに戻る

ゆっくりと目を閉じて
思い描くのは
明日の朝日

膝を両手で抱えて
ため息二つ

今が音もなく過ぎて行く

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