【読書006】ロングゲーム


世界有数の企業だけでなく、個人も長期の戦略が大事というお話。

忙しい人は仕事ができる人ではない
忙しさは社会的ステータスではなく、単なる苦役。忙しさわ崇拝していると知らず知らずのうちに自分が忙しくなるような選択をしてしまう。自分のスケジュールをコントロールしたいなら、勇気を持って正しい選択を。重要でないものを排除できれば余白でき、長期戦略的思考に時間を割ける。自分はこれまでかなり仕事人間であった。これは自分がやるべき仕事なのか、考え、コントロールして選択したい。

現在の時間の使い方を分析
今していることの中で、一番楽しいものはなんだろうか。自発的に行なっていることは興味の対象である可能性は高い。そもそも何故この分野に進んだのか、初心を思い出すことも大事。自分は現在2社目で、1社目は海外取引や駐在がしたく→駐在はできなかったが海外営業はできた。2社目は経営に携わりたく→人事、給与、評価、採用、運営に携われてはいる。一番楽しいものという質問は難しいが、外国人と話すこと、教えて感謝されること、は楽しいと思ているかもしれない。


マシュマロ理論

目の前の美味しいマシュマロを1個をすぐに食べるか、15分我慢して2個食べるかを子どもたちに実験。我慢できた子どもたちの方が、学校成績良く、高収入で、健康状態も幸福度も高い。収監、肥満、薬物濫用などのネガティブな結果を避ける可能性も高い。ただ、我慢できなかった子も一生その性格のままでなく、どんな人でも心がけ次第では自制心を身につけることができる。誰でもロングゲームをプレイできる。ダイエットであれば衝動を冷ます、ビジネスであればスモールスタートを切る。大きな目標もまずは小さく分割しなければならない

一番大事なのはメンタル
■独立心
自分自身と自分のビジョンに忠実であること。現代社会では周囲の目というプレッシャーが常にある。自分の中に自分の評価基準を持ち、他の人の目を気にせず、自分はこれに賭けることに決めた。そのために必要な努力をする。

■好奇心
自分にとっての正しい道はまだ分からないが(そもそも最初から分かる人はいない)、その道を見つけるのに必要な資源が好奇心。自分は自由な時間に何をしているか、どんな人やものに惹きつけられるかが分かれば、自分が本当にやりたいことのヒントが見つかる。

■立ち直る力(レジリエンス)
うまくいくかどうかはやってみないと分からない。プランをいくつか用意して、これはダメだったけど他の方法を試してみようといえる強さが必要。

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