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【読書014】性格とは何か


暖冬と言われてた昨年から打って変わって寒さが厳しい季節になってきました。2024年1月、今年の本2冊目です。途中飛ばしてしまった箇所もあるのですが、心理学をベースにした本を手にとってみました。

ビックファイブ
性格は大きく5つの次元によって表現できるようだ。

外向性(Extraversion)-活発さ、明るさ、ポジティブな感情の強さ
神経症傾向(Neuroticism)-落ち込み、不安などネガティブな感情の強さ
開放性(Openness)-関心の広さや興味の強さ
協調性(Agreeableness)-やさしさや人を許す寛大さ
勤勉性(Conscientiousness)-まじめで計画的、熱心に取り組む傾向

それぞれ高くても低くても、良い面も悪い面も持つ。
例えば、外向性の高さは強い刺激を求める傾向に関連し、自分や家族を危険に晒してしまう行動に結びつく。内向的は望ましくない特徴と思われがちだが、一人での活動に従事する際には外向的よりも内向的なほうがうまくいく。神経症傾向の低さは安定した感情状態を維持やストレス対処に繋がるが、ネガティブな感情を抱かないことは、危険予期がうまくいかない。開放性の高さは好奇心や自由な発送に結びつくが、人に理解されないことも。協調性高さは、頼まれごとを断れない。勤勉性の高さは完全主義で融通が効かないなどである。

良いとされる性格特性
自尊感情、いわゆるポジティブの程度。
他の人と比較して「自分はすごい」と判断することよりも、自分を「これでよい」と捉える程度である。自信や自己肯定感という言葉で表されるが、心理学では自尊感情という言葉が使われるようだ。

幸福感やウェルビーイング。
自分自身や生活を見渡してどれくらい心地よさを感じ、どれくらい不快感を抱いていないかが、幸福感の大きな要素である。もっと広く人生を見渡して、人生全体が良い状態であると認識する程度を「主観的ウェルビーイング」と言う。うまくいってる、と感じる度合いである。

楽観性。
将来良いことが起きるであろう期待する、ポジティブ思考である。

できちゃった婚
アメリカでは「ショットガン・ウェディング」と言うらしい。
結婚前に娘に子どもができていることが分かると父親がショットガンを持って相手の男性を訪れて結婚を約束させたことに由来という、単なる私の新ワードメモである。

締め切りを守る
頼まれた仕事の締め切りを守る、そのためになるべく早く着手するというのは、きっちり目標を立てて完成までの行程を事前に想定するからでなく、「締め切りが近づくと不安だから」という動機づけによって駆り立てられるからだ。。。これは勤勉性の高さに基づいて計画を立ててきっちりと仕事をこなすことも、神経症傾向が強く「早く仕事をこなさないと不安だ」という動機づけにより課題を守ることも、同じ結果をもたらしている。しかし背後の動機づけは異なる。

自分自身は神経症傾向傾向や低いと自己分析していたものの、「締め切りが近づくと不安だから」という動機づけは当てはまってる。また、仕事が溜まるのが嫌でスピード感持ってこなす傾向があるのだが、これも仕事を溜めたくない、溜まるとあの人は仕事をしていない、できないと思われる不安からきている気がすると思わされた。自分は神経症傾向が高いかもしれない気づきとなった。

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