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手のひらで眠る愛猫🤍

今年21歳になる我が娘。
人間の歳に換算すると、ちょうど100歳の百寿にあたるそう。

もう、歩く時もヨタヨタ。
少し歩き回ると、すぐ疲れてコテンと眠ってしまう。

歩き疲れて、寝床に着いた瞬間、落ちた我が子

もう本当におばあちゃんだけど、とにかく甘えん坊。

出会いは大阪の雨の日。
側溝から「ミー、ミー💦」と必死で泣く声。
覗いてみると、泥だらけの子猫。

「あらあら、怖かったねー、もう大丈夫だよー」
と声をかけながら、拾いあげてうちに連れて帰り、きれいに洗ってあげると、真っ白な子猫。

右目がブルー、左目がゴールドのオッドアイ。
神秘的な美人さん!

「まあ、あなた真っ白だったのね〜!じゃあ、名前も「まあちゃん」で!」と、名前は、そのまま、まあちゃんにw

大抵の友人からは「そこは白ちゃんでしょ!!」と突っ込まれてしまうのだけどw

息子のお腹の上でくつろぐ、まあちゃん

里親を探そうとしたのだけど、子猫の様子が少し変。
声をかけても、かけても、泣き続ける💦

病院に連れて行き診てもらうと、
「この子は、耳が聴こえてないですね。」と。

耳が聴こえてない子猫。
里親探しも当然、苦戦した。
でも、だからといって放り出すことはできない。
拾ってしまった以上は、自分で責任を持とう。

必死に姿を求めて泣き続ける子猫を撫でながら、うちの子になろうねと言って、正式に引き取って、21年が経ったのだ。


大阪から熊本にも、一緒にきた。
息子が生まれてからも、ずっと側にいてくれている。

「猫又になってもいいから長生きしてね」

そういいながら、もたれかかってくる暖かい毛玉ちゃんを、撫でて過ごす日曜の午後でした。

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