(いつから嘘だってわかってた?)

「止まりなさい、止まれッ!!」
廊下に響き渡る声、一人の女は銃を構えていた
「おいおい、丸腰相手の味方にそりゃねーだろ?」男は背を向けたまま両手をあげる
「なんで、なんでそっちに行ったのよ…」
涙が溢れて頬に伝う

「泣くなよ、いつまでもなさけねぇな」

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