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フランス騎士になろう、そして旅立とう! 勇者焔聖騎士について

 どうも、はくや(@asteriskShiro)です。普段は色々なデッキを使ってCS出ています。ちょうどデュエリストネクサスで焔聖騎士の新規が大量出現し、昔から興味を抱いてましたテーマでもありましたので、組んで使わせていただきました。

前置き


 なぜ焔聖騎士はじめましたというなら。5dsの20周年ですから、パワーツールをモチーフにしたレボリューションシンクロンを使いたいだけで、自分のアレンジを入れて現在のデッキになりました。昔の焔聖騎士を知らないど素人ですが、昔からの焔聖使いが何か他の見解があればいつでも指摘してください!
 焔聖騎士で誇らしい成績をとったこともなく、ただ自己満足と伝教目的で書いていますので、焔聖とはどういうデッキか気になる方向きの記事となります。この記事を通してより最適化した構築を考えてくださったら嬉しいです!

構築の推移

4/22新弾発売日ネクストプレイ 
🎲0-6 戦績4-2
トナメ1落ち


4/28 RAM杯個人 
🎲1-4 戦績2-3


5/6 RAM3人4-1トナメ1落ち



 構築は焔聖ギミック、勇者ギミックとレボリューションシンクロン三つの軸で構成されたものです。
 焰聖騎士の方はほぼ一枚ずつのハイランダー採用で、勇者とレボリューションの方はフル採用です
 焔聖採用枚数の理由として、ギミック内に召喚権が被りやすく、一枚だけでは展開できないという深刻な問題点があります。そのため、あえて焔聖の部分を削り、増援と継承を入れることでオジエ、リナルドまでアクセスするという理由でした。単体採用理由は後ほど紹介させていただきます。
 勇者ギミックは水遣い、アラメシアの儀のフル採用で、遺跡の魔鉱戦士、外法騎士、運命の旅路、ドラコパック一枚ずつに固定しています。この構築において、召喚時効果はオジエ以外はほとんどなく、4の供給手段として、勇者ギミックは非常に優秀です。遺跡の魔鉱戦士は炎属性戦士のゆえ、焔聖騎士の部分までかなり繋ぎやすく、焔聖の魔鉱戦士と呼んでも過言ではないぐらいでした。
 レボリューションシンクロン、公開してからかなり話題になっていたカードです。今回は枠が足りなく、落としてうまいカードがかなり少ない、単体だけで動きづらいので、調律を入れませんでした。焔聖騎士において、レベル4があればパワーツールドラゴンまで行けて、デュランダルをサーチしながら展開前にクリスタルウィングを出すことができます。
 また、4/22のサイドデッキ構築は環境内ピュアリィ一強の読みです。結局、斬機の活躍によってピュアリィの勢いも削られ、環境に出るデッキは想像できないほど多かったので、4/28の時点はほとんどの先行サイドをなくし、後手解決札と手札誘発にしましたが、負けた試合は5回ぐらい増殖するG通されてどうしようもありませんでした。

 RAM杯の構築は大幅に変化してました。主にレオナドが展開上の役割が1番目ではないので、1まで削って他の初動となるカードの枠を空いてました。そして、ワンフォーワンの採用。焔聖騎士は多ければ多くほどのギミックを引く場合、貫通力がより強くなるため、ワンフォーワンも貫通札として活躍できます。それに、ブラダマンテも対象内なので、最後のリオナドでブラダマンテを拾えば、イゾルデを経由せずに煙玉を落とせます。

勇者焔聖騎士の劣る点

  • 増殖するGへの回答が少ない

  • 自由枠が少ない

  • メイン戦対展開系の後手はやや弱い

  • 初動がドロールに引っ掛かりやすい
     展開デッキの共通問題として、ドロールと増殖するGへの回答は指名者しかありません。ギミックが膨大なゆえ、手札誘発などを入れる自由枠が限られ、後手は著しく弱い対面が多いです。先攻取れないという悩みが抱えている方でしたらこのデッキは使わない方がおすすめです

勇者焔聖騎士の優れた点

  • 展開パターンの多さ

  • 先行ハンデス

  • 豊富な除去手段

  • 展開の前に妨害を立つこと

  • 次元障壁下でも火力出せること(ギアフリード・勇者ギミック)

     展開の自由度が高い。新規の強化を受け、今の焔聖騎士は過去のように全力でイゾルデを通させるデッキではなく、第二のプランとしてイゾルデが採用されるのは一番の成長ではあります。アンジェリカというカードは展開の中継点となり、通らなくても展開は簡単に止まりはしません。
     先攻制圧盤面が異次元ほどに強い。シャルルと仲良しの煙玉を往復利用して、最大2ピーキングハンデス+4妨害が構えられます。
     多様なリソース稼ぎ方。イゾルデ、アンジェリカを経由することで、ローラン、シンクロローランなどの次のターンのリソースを確保できる手段もたくさんあります。
    展開デッキの捲りはロマンしかありません

では、ここからギミック内のカードを解説します
関連性の高いカードは合わせて解説しますのでご注意ください。


カード解説

オジエ


焔聖騎士ーオジエ


 貴重な墓地肥やしです。過去の構築にはあまりに活躍しなかったカードですが、テュルパンが出てから一気に強くなりました。ここで一枚採用の理由は、継承、増援、デュランダル、アンジェリカなど、多様なアクセスする方法があり、1枚初動ではありませんし、ただサーチの択として1枚だけ入れてます。もし展開を安定したい場合、解決札を削り、オジエ2枚してもいいかもしれません。

アンジェリカ/大聖剣博物館


聖剣を巡る王姫アンジェリカ
焔聖騎士導-ローラン
大聖剣博物館


 最強、アドしかない、聖剣の神子、成功時だけでシャルル関連(現時点は叙事詩と博物館しかありません)と角笛をサーチでき、対象取られたら逃げてさらに墓地肥やしてチューナー(シンクロローラン)になって強みしかありません。
 アンジェリカのおかげで焔聖騎士は昔のようにイゾルデに全てをかけるムーブを回避できました。
 使い方として、レベル4+1を先出せる盤面は泡のケアとしてイゾルデよりアンジェリカを出してまずはフィールドを確保、そこから墓地から焰聖下級の装備効果にチェーンしてさらにリソースを肥やしながら、チューナーにすることが多用されてます。
 サーチ先の博物館は②効果名称ターン1ついてないため、博物館素引きしてももう一枚サーチして2枚目の聖剣をサーチできます!
 博物館の③効果もかなり使いやすく、墓地から装備になれるレベル4焰聖下級も4種類あります(今回は3種類しか採用していません)、オジエとシャルルをSSのは多いですが、アンジェリカ②が無効された場合、オリヴィエをレベウ4のままSSしてそのままシャルルまでいけます。

レボリューションシンクロン関連


レボリューションシンクロン


 ①の効果はシンクロ版のマイクロコードのように、手札からフィールドのモンスターとシンクロして「パワーツール」モンスターか7・8のドラゴンを作れます。ここで採用したのはパワーツールドラゴンです。デッキ内は主にレベル4モンスターを軸にしたので、一体を出すだけで、パワーツールドラゴンを作ってデュランダルをサーチ、さらに②の効果使って、展開する前にクリスタルウィングを立つことができます。 レボリューションシンクロン+任意非チューナー戦士レベル4で最終盤面まで行けて、クリスタルウィングでニビルなどの困った手札誘発を貫通することができます。
 墓地から蘇生したレボリューションはレベル1チューナーで非常に相性がよく、場にレベル4があればクリスタルウィングではなく、アンジェリカを出すことで、止められた展開を続けることができます。
 パワーツールドラゴンの他、ブラックローズドラゴンも採用しています。元々、チューナーを含めレベル3+4が場に存在する場合、相手はかなりブラックローズを気付きやすく、出す前に妨害されて終わるでしょう。しかし、レボリューションの場合、場にレベル4一体だけで行けて、非常に奇襲性の高い切り札となりました。環境内、神碑・VSなどに非常に刺さりやすいです。勇者ギミックと相まって、ブラックローズで盤面をガラ空きにしてからオジエ+オリヴィエの展開も犯罪的です。

パワー・ツール・ドラゴン
ブラックローズドラゴン

焔聖騎士ーリナルド

焔聖騎士ーリナルド

 元祖の焔聖騎士、焔聖騎士といえばリナルドですね。①の召喚法はチェーンブロックを組まない上にチューナーになり、②の効果で墓地除外の装備・炎属性戦士を回収できる最強の一枚です。
 今回の構築は3枚ではなく、2枚の採用となります。理由は、この構築において、レベル4の非チューナーがいないと展開が進められません。イゾルデもリナルドではなく、リッチャルデットをリクルートすることが多い。しかし、ドロールが流行る環境、3枚目のリナルドを入れてもいいかもしれません。

焔聖騎士ーリッチャルデット

焔聖騎士ーリッチャルデット

 素引きしたくないランキング1位です。①の効果は手札SSですが、2枚前提の効果なので実戦にあまり使うことが少なく、後手捲り時使う印象があります。②の効果はメインで、イゾルデでリッチャルデットをリクルートして、墓地のレベル4炎属性戦士を蘇生してそのままアンジェリカまで繋げられる最強の一枚です。①②の効果はどっちかしか使えませんのは少し残念ですね。

紅恋の麗傑ーブラダマンテ

紅恋の麗傑ーブラダマンテ

 ルール上焔聖騎士です。かなり気に入った一枚です。①の効果は場の戦士族にデッキから装備魔法をつける強力な効果ではあります。焔聖騎士は性質上、複数の装備を入れなければなりません、しかし装備の数が多ければ手札事故も多発。そこでモンスターでも装備魔法でもあるブラダマンテを採用することで、円滑にすることができました。
 煙玉はイゾルデ経由で墓地落とす必要があります。イゾルデのパワーの高さ故に一番の弱みとなってしまいました。実戦は相手の無限泡影やうららなどの手札誘発をケアする場合、先にアンジェリカを出し、後ほどイゾルデ作れなくなる対面が多いです。そこでブラダマンテの出番となります。ブラダマンテは聖剣だけでなく、煙玉もつけられるので、デュランダル・継承・増援→ブラダマンテ→煙玉のルートが可能となります。分かりやすく言えばサーチの中継点です。
 ②の効果は戦闘破壊されたら蘇生して破壊をしたモンスターを装備扱いとして装備する効果です。対象取らなくて、珍しい除去手段として活躍盤面もたまにあります。召喚→バトルフェイズ自爆特攻→メインフェイズ2アラメシアの儀→アンジェリカという動きができます。

焔聖騎士ーテュルパン

焔聖騎士ーテュルパン

 かなり嬉しい新規の一枚です。装備・墓地/手札SS、ボリューム満点!
 ほとんどの場合はオジエ・アンジェリカで墓地へ送られるので、1枚の採用で十分です。召喚権・博物館・SS効果合わせて3回場に出して展開することもできます。
 ただし、墓地から蘇生したこのカードは場に離れると除外されます。もし3ターン目回してくれば、ローランでリナルドをサーチして、リナルドで回収することができます。

焔聖騎士ーローラン

焔聖騎士ーローラン

 リソース回しのために1枚採用です。イゾルデ①効果でサーチするルートが多い。①フリチェ装備でシャルルのトリガーとなってフリチェ破壊でき、②の効果でエンドフェイズサーチはリソースを回すことができます。
 煙玉調達できない場合にも、アンジェリカでローランを落とせば、エンドフェイズ先に煙玉をサーチし、シャルルで付ければ大丈夫です。

焔聖騎士ーオリヴィエ

焔聖騎士ーオリヴィエ

 貴重なレベル1チューナーモンスターですが、1枚のコストが要ります。イゾルデ②の効果が無効られた場合、オリヴィエでイゾルデ①の効果でサーチしたカードを捨て、続けて展開することができる貫通札です。
 元々はレベル4とは言え、リッチャルデットとオリヴィエどっちもチューナーなので、通常の展開は触れにくいです。今回の構築に活躍しているのは主に③の効果です(シャルルの効果でデッキから装備)

ゴッドフェニックス・ギア・フリード

ゴッドフェニックス・ギア・フリード

 炎属性戦士のゆえアクセスが簡単な1枚です。主な使用方法は落としてから聖剣アルマス/聖剣ジョワユーズで拾うことです。①効果の自己SS効果、展開ルートに大量な装備カードが墓地にいるので条件としては緩い。③の効果でモンスター効果を無効破壊、シンプルで強い効果です。②の効果はダメステ開始時発動する効果で、対象取らない除去で非常に強いです。ダメステ開始時発動なので攻撃対象失ったら攻撃続行できないことを忘れないようにしておきたいです。
 レベル9なので9+1でバロネス作れます。


勇者セット

聖殿の水遣い
アラメシアの儀
運命の旅路
騎竜ドラコバック
遺跡の魔鉱戦士

 勇者ギミックはこの構築に必要不可欠な一環です。召喚権不要なレベル42体が一瞬に立てられます。ほとんどの場合は、旅路で魔鉱戦士をサーチしてSS、剛炎の戦士を経由することでイゾルデまで繋がります。勇者トークンとレボリューションシンクロンの組み合わせも召喚権使用せずにパワーツールまでいけます。
 展開上の支援だけでなく、後手捲りも非常に使いやすいとなります。旅路とドラコバックで2妨害ぐらい踏めます。永続を剝がす手段としても優秀すぎて、勇者環境を経験したことある方々ならわかるでしょう。

外法の騎士

 外法の騎士はギミック内少し微妙な立場にいるが、増殖するGへの妥協としては仕方なく入れました。①の効果2枚の同時除去はかなり強かったです。それに、自己SSできるレベル7モンスターとして、レボリューションシンクロンを召喚して手軽にバロネスが作れます。墓地から蘇生したレボシンも勇者とアンジェリカ作って展開できます。

剛炎の剣士

シャルル大帝

シャルル大帝

 ①の効果通れば3つの効果を持つ最強のリンク1モンスターです。いずれのルートでも必ず出すエースモンスター。要注意なのは、②効果は名称ターン1ついていません。今回はエクストラに色々試したいカードを入れたい故に2枚めは入れていません。(実はそこまで展開できたらすでに2ハンデスなのでそこまでの上振れは必要ありません)
 後手は突破でもできて、盤面を固めることもます。相手のリソースを消耗しつつ、恐怖の5装備シャルル大帝を出したら勝利確定でしょう!

対象取れない、効果で破壊されない、打点4500(博物館あれば5000)の最強シャルル大帝

採用可能なカード

キリビ・レディ

キリビ・レディ

 炎属性戦士でサーチがしやすいカードです。①の効果で自己SS、②の効果で手札SS。展開札としてはやや微妙なカードですが、妨害を貫通するには強そうなカードです。今回は入れる枠が空いていませんので採用を見送ります。

焔聖騎士ーアストルフォ

焔聖騎士ーアストルフォ

嫁枠です。①の効果で墓地除外することで自己SS。同じく貫通札として採用ができますが、レベル4になるためには墓地のオジエなど墓地効果を持つモンスターを除外することを前提とします。その上、チューナーでもなく、元々はレベル4でもなくて重すぎて今回は採用していません。

焔聖騎士ーモージ

焔聖騎士ーモージ

 ①の効果で墓地除外リソース回収、シャルル1枚採用の場合はかなり強そうなカードですが、展開には役に立てません。

パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン

パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン

レボシン①の効果で出せる唯一のレベル9モンスターです。入れるとしたら、サイチェ後レスキューエースギミックを入れることで、場に残ったファイアアタッカーを有効利用するだけです。


展開ルート(一部)

アラメシアの儀+オジエ

レボシン+オジエ

聖殿の水遣い+任意1枚

 聖殿の水遣いNS→聖殿の水遣いリンク召喚アルテミス→聖殿の水遣い②アラメシアの儀サーチ→アラメシアの儀を発動、運命の旅路を置く→運命の旅路①遺跡の魔鉱戦士サーチ、任意1枚を墓地へ送る→遺跡の魔鉱戦士SS、成功時運命の旅路②騎竜ドラコバックサーチ→勇者トークン+アルテミスリンク召喚剛炎の剣士→剛炎の剣士+遺跡の魔鉱戦士リンク召喚イゾルデ→イゾルデ①焔聖騎士ーローランサーチ→イゾルデ②煙玉を送り、リッチャルデットSS→リッチャルデット②対象遺跡の魔鉱戦士蘇生→リッチャルデット+遺跡の魔鉱戦士シンクロ召喚アンジェリカ→アンジェリカ①大聖剣博物館サーチ→騎竜ドラコバック対象アンジェリカ、アンジェリカチェイン2②テュルパンを送り、焔聖騎士導ーローランSS→大聖剣博物館②焔聖剣アルマスサーチ→焔聖剣アルマス①焔聖剣デュランダル装備→焔聖剣デュランダル①リナルドサーチ→テュルパン+ローランシンクロ召喚焔聖騎士帝ーシャルル→ローラン②対象シャルル→シャルルリンク召喚シャルル大帝①対象シャルル装備→大聖剣博物館③対象シャルルSS→リナルドSS②対象煙玉サルベージ→シャルル+リナルドシンクロ召喚フルール・ド・バロネス→煙玉装備バロネス①対象煙玉1ハンデス→エンドフェイズ→アンジェリカ戻る→シャルル大帝でシャルル②煙玉装備、オジエ装備→シャルル大帝でシャルル①煙玉破壊1ハンデス。

 色々な都合上3つの展開ルートだけ紹介させていただきました。以上は無料部分となります。これから

  • サイドデッキの考え

  • メインデッキの別プラン

  • 展開するコツ(5月中旬更新する予定)

となります。もしこの記事を気に入ってくれる方いれば、購入して読んでいただけると嬉しいです。

これまで読んでくださった方、ありがとうございました。

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