ままならないパパ

妻におんぶに抱っこ 日々、思うことを散文よろしくしております。

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マガジン

  • ぼくらのオムツ間戦争

    メーカーの企業努力も消費者のテクニックも、 全部無視してはみ出る。それがうんち!!! ノンフィクションな生活に多少オーバーや脚色 事実は参考書よりも奇なりなオムツ格闘記

  • 妻が妊娠したもんで

    妊娠・出産に夫として何ができるのか、 アラサー会社員の奮闘記です。

最近の記事

デリカシーばかりの生きづらさ

夫婦喧嘩は話し合いで治めると取り決めしながら まったくもって沸点低い系中年の僕は いつも心の落としどころに迷走する。 妻への感謝、大なり(>)その場の憤りであるし、 相手に非がある場合は謝罪も反省もあるのだから あとは許すしかないのを分かっていながら 心でネチネチしてしまう度量の狭さにまた内省。 『デリカシー』のない言葉に傷ついたのだ。 デリカシー(delicacy):感情、心配りなどの繊細さ。微妙さ。 形容詞の(delicate)が名詞になったもので、 英単語の意味

    • ままならないまま

      悶々とした日々に突如とした内省から 不平不満でなくとも溜まるものもあるのだなと 喋る宛のなかった言葉を恥ずかしながら つらつら吐き出して3週間経つ。 ハッシュタグをつけるにはおこがましく、 見てもらいたくない様な、そうでもない様な。 とはいえ、記事にスキをつけてもらうと 共感してくれる人がどこかにいることに 胸がホクホクするわけです。アリガタヤー Huluでたりないふたり2020〜春夏秋冬〜秋を ラジオみたいに聴きながらこれを書いている。 山里さんが散々話したところで

      • 普通の置き所、モラトリアムの詰まる所

        「自分は普通だから」とよく言っていた。 平凡な自分にうんざりして 眩しい周囲の人を羨む気持ち半分、 それでも良いとこあるだろうと 話し相手に褒めて欲しい気持ち半分。 本来の『普通』の意味とは異なる形で もしかしたら誰かを傷つきかねない使い方で 自己肯定感を自ら下げる呪いの言葉として "普通"に使ってしまっていたなと反省する。 ふとしたきっかけで職場の同僚のお子さんが 多動症疑いだと知った。 診断を受けるかどうかのグレーゾーンで 今後のお子さんのことを思って考えてることを

        • 感謝と責務と土曜朝の運動会

          お手伝い張り切って跳び箱やマット運んだら 翌日になっても握力が戻らない。 保育園に入って初めての保護者参加型行事。 乳児クラスなので集合から約1時間だけ、 お遊戯と親子障害走が終わって帰っても まだ10時という早さ。 自ずと準備も早く、保護者有志の集合は7:30 先生方はそれより前にいらしている。 本来お休みの方が大半なのだから、 出来る手伝いは張り切ってやるというものだ。 横道に逸れるが、しばしば自分のことを 俯瞰で見ることを癖づけているからか、 女性ばかりの先生方の

        デリカシーばかりの生きづらさ

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        記事

          newsオードリーが刺さるのは

          我が家にはテレビはあるが、日常的に観ない。 主な理由は本件とは無関係なので割愛するが、 自ずと報道番組とも距離が出来る。 一社会人として必要な知識や情報を 受動的に取り入れられる便利なツールだが、 つらいニュースや悲しいニュースが拍車をかけ、 悪意のこもった偏向報道にトドメを刺され、 必要な情報があればこちらから調べれば良いかと コンセントは抜きっぱなしだ。 遅ればせながらHuluでnewsオードリーを観た。 リトルトゥースだからだろ!と言われるだろうが 番組最後のおふた

          newsオードリーが刺さるのは

          人たらしへの羨望

          "運は愛想と誠実さによって架けられた 「信用」という名の橋を渡ってやってくる。 だから愛想の悪い人は信用を得られないし、 運も来ない。" 佐久間宣行のずるい仕事術 (佐久間宣行 著) 2歳の息子がご近所さんたちにやたらモテる。 お隣さんではなく、ご近所さん。 思い立ってApple WatchのGPSで測ってみたら 最大230m先のお家のおばあちゃんもいる(笑) クッキーをもらい、景品のおもちゃをもらい、 ニコニコたくさん手を振ってもらっている。 人見知りなので愛想が

          人たらしへの羨望

          偏曲行進曲

          THE FIRST TAKEで知った『水流のロック』を 永遠ループしている。 全然存じ上げなんだー出会えてよかたー。 人並みに歌うのも聴くのも好きだし 踊れもしないのにリズムを取ることが好きだ。 それでも人前で歌うのは憚れるから 帰り道、周囲に人がいないときにこっそり歌い、 正面から歩いてくる人の接近に合わせて ゆっくりとボリュームを落とすような人間だ。 とはいえ、こだわりを持つほど詳しくないし 「ここのベースが...」なんて語れるほど 細部までは聞き取れないし、 歌詞を

          泳ぐのに、安全でも適切でもないとして

          "瞬間の集積が時間であり、 時間の集積が人生であるならば、 私はやっぱり瞬間を信じたい。 SAFEでもSUITABLEでもない人生で、 長期展望にどんな意味があるのでしょうか。" 泳ぐのに、安全でも適切でもありません あとがきより(江國香織 著) 20代の僕は上文と東京事変の閃光少女を"キメて" 太く短く生きるんだとギラギラ生きていた(苦笑) 若く、履き違えた捉え方だったかもしれないが お守りのように大切にしてきた言葉だった。 小学校4年生あたりだろうか 読書家

          泳ぐのに、安全でも適切でもないとして

          多様性〜、多様性〜。

          "『人の多様性を大切にしている』って自分で言う人はしてなくて『多様性って難しいよね』って言ってる人は多様性を重んじている" LIGHT HOUSEより (若林さんの話ばかりだが) 確かになー、男女平等云々と話す同僚ほど 事あるごとに『だから男どもは...』と愚痴を溢す 関係ないけど、【溢】は水(氵)が益すと書くけど 【益】は皿から水が"溢れる"様子の成り立ちで ニワトリか卵かみたいですね。 SDGsと一緒に"多様性"という言葉が溢れるようになったけど、 意識して主張す

          多様性〜、多様性〜。

          寄り添う人、星野源

          星野源のオールナイトニッポン400回おめでとうございます。 radikoのタイムフリーリスナーで コアなファンだと胸を張る自信はありませんが お耳に優しいラジオにいつも心安らいでます。 出会いは、地獄でなぜ悪いと夢の外へでした。 根拠のない野望に見栄ばかり張ってしまって、 変わりもできずうじうじしていた20代半ばの僕に 『それでもやってくしかないんだよ』と 冷たくも優しく言われているようで、 何度もリピートしながら日々働いていました。 当時同じく聞きはじめたバナナマンさん

          寄り添う人、星野源

          オードリー若林さんになりたいのよ

          オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム最高でした、ありがとうございます(今もなお!) 金◯Tシャツも欠かさず買ったのは、僕だ! ANNもあちこちオードリーもLIGHT HOUSEも 聴きかえしては染み込ませる日々 人見知り学部もナナメの夕暮れも読んだ。 我ながらどうしてこれほど追うのか... 2022年だと思うがオリラジ中田さんの回で "内省が完了した結果、(人を車に例えて)他人の車が気になってしょうがない"と仰っていた。 『わかるわー!』と本当は言いたかったの

          オードリー若林さんになりたいのよ

          深夜1:30の思巡

          妻に話をしっかりきいてもらい 口内炎も治りはじめた夜 久しぶりに深く眠れたと目が覚めたら まだ深夜1:30 なぜ日々余裕がなかったのだろうと ふと考えてみることに これまで何をエネルギーにして生きてきたのか 何が生活を占めていたのだろうか? 端的に分析するには... 年代別に3つの単語で表してみると 10代:バスケと読書とアジカン 20代:酒と女と野望 *字面の荒廃感たること 30代:妻と子と友人 『!!(ひらめく音)』 なるほど。人に頼り甘える生活が占めたから コント

          ぼくらのオムツ間戦争(1枚目)

          1枚目 メリーズ ファーストプレミアム 新生児用 新生児はよく産院で使っているものをそのあとも継続して購入するケースが多いらしいが 我が家は妻の事前リサーチのうえ メリーズ ファーストプレミアムに。 少しお高めではありますが とにかく肌に優しいんだそうです。 3,350gで大きく生まれたうちの子、 看護師さんに驚かれるほどの食いしん坊で 初参で母乳が出にくい中で自ずと頻回授乳に。 粉ミルクも補助的に使うもんだから 飲むわ!出るわ!お腹が張るわてんやわんや! でも確かに赤

          ぼくらのオムツ間戦争(1枚目)

          ぼくらのオムツ間戦争(0枚目)

          6月29日 予定日を1週間後に控え、里帰り中の妻よりLINE 「夕方頃から徐々に陣痛が始まったかも」 まだ水曜だし明日も明後日も仕事だから 来るには早いと妻に言われるも気が気でない。 同僚に付き合ってもらい気を紛らわしに居酒屋へ 1時間だけ呑んで少し落ち着く。 突如鳴る電話、 徐々に短くなる陣痛間隔、 最終電車の出発まで30分を切った私は シャワールームでスッポンポンですが? 下着に仕事道具と最低限をカバンに詰めて タクシーに乗り込み、向かうは京都駅。 ギリギリ飛び乗った最

          ぼくらのオムツ間戦争(0枚目)

          初めての心拍と妻の食欲

          妊娠から7週を迎え、妻の通院中も職場でそわそわしていましたが、 無事心拍を確認することができ、ホッと一安心。 以前見たときはたまごのようだった影には、身体のような影が!! しかも、まだ1cm弱だと!? 広義に"生き物"と思うと小さな生物も確かにいるけど そのわずか1cm余りの命が"我が子"だと思うと 奇跡のようなことなんだなぁと改めて感じます。 そんな母子の健康を支えるのも夫としての務めだと 今日も今日とて妊婦食の本をめくっては 晩ごはんの献立を考えます。 つわりの症状も

          初めての心拍と妻の食欲

          不妊治療とはなんぞやと。

          例えば日本の後進国っぷりを他国と比較して説明してくださってる方がいたり、 現在進行形でご家族での取り組みを教えてくださる方もいらっしゃる中で、 我が家の話は参考情報としては随分と希薄になってしまうなぁとは思うところですが、 経緯や動機は一つの例としてあっても良いのかと思って、本稿を書き始めました。 我が家は子供を授かれないから始めたのではなく、 子供を授かりたいから不妊治療を始めました。 入籍したのが約2年半前、 親族のためにもやっぱり式はあげないとと 入籍から1年後に予

          不妊治療とはなんぞやと。