見出し画像

めちゃくちゃ久しぶりに実家に帰った話

めちゃくちゃ久しぶりに実家に帰った。
前回実家に来たときにもnoteを書いていたので、かれこれ約3年ほど来ていなかったらしい。

前回の記事はこれ↓


実家には帰っていなかったが、私の両親とは月に1~2回は会っていた。
両親には会えていたから実家に帰る必要性は全然なかった、それでもとにかく実家に帰りたかった。

実家に帰りたかった理由は大体100個くらいあるんだけど(by くるり/ハイウェイ)、1つ目は最近HUNTER×HUNTERの連載再開が決まった事。
実家にはHUNTER×HUNTERがある。
連載が再開する前に絶対に取りに行きたいと思った。

2つ目は猫。
実家には私が家を出てから妹が飼い始めた猫がいた。
名前はニーチェ、妹が名付けた。今年で12歳になる。
私はものすごーくニーチェに嫌われているので、たぶん彼を撫でることは一生できないと思う。
それでも私にとっては世界一かわいくて本当に大好きな猫。

妹は去年結婚して実家を出た時にニーチェも一緒に連れて行った。
しかし今月末は旅行に出かけるため、実家に預けることになっていた。
HUNTER×HUNTERを取りに行けるだけじゃなくて世界一好きな猫にも会える、こうなりゃもう帰るしかない!と思った。



今回は私たち家族4人(夫、長女、次女、私)で金曜の夕方頃に到着して、みんなで夕飯を食べたあとに長女と夫だけ先に帰り、私と次女は一泊した。

長女と夫が帰るまで、ニーチェはずっとテレビの裏に隠れてそこから絶対に出てこなかった。
ニーチェは長女のことは怖いらしい。
夫と長女がいなくなってからやっとご飯を食べてお気に入りの場所に移動していた。
私と次女がいるからけしてリラックスはできていないのだけれど、少しだけほっとした。

私が使っていた部屋で漫画を探してみたら、HUNTER×HUNTERは15冊くらいしかなくてちょっと悲しかった。
シャーマンキングはなぜか32巻まで揃ってたのに…
足りなかった分はちゃんとにまた買おうと思う。

夕食で使った食器を私と母と次女の3人で洗った。
私が洗った食器を次女が拭き、その後に母が食器棚にしまっていったらたくさんあった食器があっという間に片付いて、私と母は「次女がしっかりお手伝いできる年齢になったんだね〜」とすごく感動した。

実家ならではの事がしたい!と思ったので「昔のアルバムをみんなで見よう!」と提案した。
重いアルバムを何冊も2階から運ぶ羽目になったけど、とても楽しかった。

最初は私が生まれる前の父と母の写真を見た。
結婚式の写真、それから私が生まれるまでの3年間の写真。
私は笑った顔が若い頃の母が笑った顔にすごく似ている。
笑っていないときの顔はあまり似てないのでいつも不思議だなぁと思う。

次に私が生まれたときの写真を見た。
母が「あんたは全然可愛くない赤ちゃんだったわよ」と言ってきて、本当にその通りだったのでウケた。
自分の子供でも「全然可愛くない」と宣う母にもウケた。

生後1ヶ月頃の私。自分でも可愛くない赤ちゃんだと思う。

これが成長したら母そっくりの笑顔になったのだから、母も赤ちゃんの頃はこんな感じだったのでは…?とも思った。

アルバムをもっと見ていたかったけど、次女に「もう23時だから寝るよ!」と怒られたので布団に入ることにした。



布団に入っても全然眠れなかった。
原因は父が淹れてくれたコーヒーを飲んだからだ。
父が淹れるコーヒーは美味しいが、いつだって淹れてくれるのは夕食の後だ。

眠れなさすぎてnoteのこの記事を書き始めた。


結局ほとんど寝ないまま朝になった。

母が用意してくれた朝食を食べたあと、次女に宿題をやらせつつ私はピアノの練習をした。
私は実家以外でピアノを弾く機会がないから指が全然動かなくて、1時間くらい頑張ってようやく少しマシになった。

それから父、母、私、次女の4人で1時間ほど近所を散歩した。

公園、めちゃくちゃ暑くて人全然いなかった

私の家族はみんな歩くのが好きだ。
暑くて死にそうになったけど、見晴らしのいい公園に行って、帰りにはDAISOに寄って色々買ってもらった。


その後父方の祖父母の墓参りに行った。

我が家の墓はめちゃくちゃ眺めがいい

墓参りにはもう3年以上行っていなくて、ずっと後ろめたかったので『お墓参り行きたいんだけど…』と母に提案したときに「いいわね!行きましょ!」って即答してくれたときは嬉しかった。

我が家には『死んだじいちゃんの法事の日や墓参りに行く日は絶対に晴れる』っていうジンクスがあって、「今日もやっぱり晴れたね〜」と両親と言い合った。
我が家ではこのジンクスから【父方の祖父=天気の神様】みたいな方式ができてて、晴れて欲しい日の前日とかには今でも『じいちゃん、頼むぜ…!』と思ってしまう。
そんな話を次女にしたら「じゃぁおばあちゃんはなんの神様なの?」と聞かれたので、『それは考えたことなかった!』と慌てて両親と協議し、祖母はとにかく体が丈夫で長生きだった人だから【父方の祖母=健康の神様】にしましょう、ということになった。

あと、一人一人墓前に手を合わせるときに次女が「はい、何か一言!」と茶化してくるのも面白かった。
私は『じいちゃん、ばあちゃん、いつも天国から見守ってくれてありがとね〜、おかげさまでみんな元気にしてるよ〜』みたいなことを言っておいた。
父と母もそんな感じだった。


墓参りから帰ったあと、母が贔屓にしているイタリアンレストランでランチを食べた。
朝から精力的に活動したおかげでお腹はぺこぺこで、パエリアとピザとサラダとナポリタンを頼んで4人であっという間に食べてしまった。
全部とっても美味しかった。

パエリアはすぐに食べてしまい、写真撮りそこねた

母はこのレストランにずっと私や妹を連れてきたかったらしくて、私もずっと行ってみたかったので本当に嬉しかった。


『このまま一週間くらい実家にいたい…』と思ったけどそうもいかず、レストランから帰宅して一息ついた後、次女と一緒に電車で我が家に帰った。
帰り際に猫に『私と次女は先に帰るね、ばいばい』と声をかけつつ手を差し伸べたら思いっきり威嚇しながら猫パンチを返してくれた。

やりたいことを全部できた…と帰りの電車で爆睡する次女を見ながら満ち足りた気持ちになった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?