採譜をするのは耳コピなのか?

はじめに

前にSNSである人の、「私の(ピアノ)耳コピのやり方大公開」というのがあり、私もつい見てしまった。

その人は音楽をききながら採譜(楽譜にすること)をして、その完成をした楽譜を見て練習をして、その演奏を撮ってYouTubeにあげていた。


それを見てわたしはモヤモヤした。そしてすごく考えた。


「これは耳コピ・・・なのか?」と。


調べたり、長らく考えたりしたが、昨日結論が出た。


いろいろ考えた結果、採譜をして練習するのは


耳コピではない。



なぜそう考えたか

これはあくまでも私の結論である。


長らく考えてる間、私の結論は一度「耳コピだ」にかたむいた。


グーグルで調べたりもした。


その、調べたのが大きかったかもしれない。


調べたところに「耳コピをした音を楽譜に書き起こすことを採譜という」とあった。


これを見て私は【曲を聞く→採譜→練習→弾けるようになる】は「耳コピではない」と思った。



だから、その人が公開しているやり方は、耳コピではない。


採譜動画である。


むしろ【曲を聞く→採譜】の間に耳コピが存在しているのかもしれない。


そして、その人は採譜をしないと弾けないのであれば、その演奏動画は「耳コピ演奏」とは言えないと考える。



途中で考えたこと

これでもけっこう長い間考えた。


途中では「採譜をしたけど、自分のピアノの音を覚えているのであれば耳コピなのでは?」とも思った。


でもその様子を見ると、自分で作った楽譜に触れている時間がすごく長いと思った。


採譜できることはすごいのだけど、それは「耳コピではない」と思った。


じゃあ何が耳コピなのか

耳コピは、【曲→弾く】の直通だと思う。


そこに【楽譜・採譜】がたくさん入ると、自作した楽譜を使ったとしても、耳コピではないような気がしている。


基本的には、「曲を聞きながら音をさぐる」とか「曲を聞きながら楽器を演奏して真似る」というのが耳コピなんじゃないかな。




と考える耳コピ研究員なのであった。

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