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650万再生を記録。TikTok、それは希望の星だった

2022年度、ライブ配信をスタートして3度目のシーズンが終了しました。
今回は今までオープンにはしてこなかったアナリティクスレポートを交えてnoteを書いてみます。

コンテンツ累計650万回の再生を突破

なんといっても2022シーズンのトピックは、累計650万回の再生回数を記録したことです。(分析は後ほど記載)
1部リーグほぼすべての試合が2面コート同時展開という配信泣かせの地獄編成だったのですが、極小リソースしか維持していない(できていない笑)FASTBREAKSが立ち向かうために、ライブ配信フローの最適解を研ぎ澄まし、メインオペレーション3名体制で【2面コート同時配信/最大4カメラ/リアルタイムコンテンツリリース】をやり切れました。マニアックで内々の話で恐縮なのですが、個人的にはこれをやり切って付いてきてくれたスタッフには感謝しかないです。
また、配信以外にも今シーズンはコンテンツの制作にチャレンジしました。これが関西学生バスケとしては、配信を開始したインパクトを超えるほどのエンゲージメントを叩き出したのです。

ショート動画でバズりまくった

「どれだけライブで公式戦の配信をしても、視聴者のパイを拡大しなければ認知は広がらない」と、当たり前のことですが、我々も十分認識していて「ライブ配信はあくまでインフラでしかない。」と思いながらも、バジェット/リソース不足を言い訳に、コンテンツの運用には手を出せずにいました。このままじゃ発展しない、と血を流しながらでもコンテンツ運用に重心を置いた施策を展開していくしかない!と、先ずはショート動画の運用にチャレンジしてみました。(遅ればせながらFASTBREAKSのTikTokアカウントを開設)

ライブ配信で録画している公式素材を活用し、ショート(60秒程度)でストーリー(目線付け)を仕立ててプラットフォームに最適化した形に編集。
結果、あれよあれよと数十万回の再生を突破し、最終的にはショートで600万回を記録しました。

TikTokのショート動画をリリースしてみた結果…。

立命館大学 11万再生
https://www.tiktok.com/@fastbreaks_jp/video/7143573683792121090?is_copy_url=1&is_from_webapp=v1&lang=ja

関西学院大学 90万再生
https://www.tiktok.com/@fastbreaks_jp/video/7144671918673644802?is_copy_url=1&is_from_webapp=v1&lang=ja

TikTok@fastbreaks

結果、全体の再生回数も向上。好循環へ

ショート動画のリリースにより、明らかにYouTube(ライブ配信やハイライト)へのアクセスが向上し、全体の再生回数も向上しました。これまでのデータでは、大会スタートで最大のPVを獲得し、徐々に下がりながらFINALで少し持ち直す推移だった再生回数が、大会スタートからFINALに向けて実数が伸びていくという理想的な推移を記録しました。(本来そうあるべきなのですが、関西のレベルやリーグ特性上、これまで下がる傾向がありました。)実際には大会終了後に最高の再生回数を記録するほどの後伸びでした。

ショート動画だけでなく、ライブ配信の平均再生回数も向上
視聴者属性も有観客により現役世代からいわゆる“バスケファン層”にもリーチ

2023年、勝負を仕掛ける布石は整った

どれだけ綺麗事を並べても、ビジネスにならなければ続けることができないので、FASTBREAKSの役割は“継続的に関西学生バスケの発展を支援すること”です。改めてこの3年間を振り返ってみると…

2020年 コロナ禍で無観客開催を支援するためにライブ配信開始
業界インパクトはそれなりにあったものの大赤字を計上
2021年 ライブ配信の安定化/クオリティーの向上に成功
配信の安定化には成功
2022年 ライブ配信ユニットの構築/ショート動画でPV爆増
PVの獲得に一筋の光を見出すことができた

コロナ禍でスタートし、当初は安定性/認知度も含めて事業化を推進するには勇気が必要でしたが、この3年間で傷だらけになりがらも確実にナレッジを蓄積することはできました。
2023年、コロナでの制限も解除傾向になり、いよいよライブ配信の真価が問われることとなりますが、真正面から向き合っていきたいと思います。

関西の大学バスケは、まだまだポテンシャルがある。
そのポテンシャルを解放するのが、FASTBREAKSの存在意義。
躍進を誓います。

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