メイド服の彼女と私|戯言(2024/09/14)
メイド服の彼女の人生に私が存在している。
今さっきそんなことを思う出来事があったので、緊急で書いている。
突然だが私はまあまあ偏食だ。
一般的に想像される好き嫌いが多い偏食というより、好きを飽きるまで一生食べ続けるタイプ。
例えば、分かりやすいのは中学生2年の話。急に海苔の佃煮の美味しさに目覚めた私はそのままわずか1.5ヶ月で4缶を消費した。
サーティワンアイスクリームに行けば、必ずオレオを頼む。(ここ数年はコットンキャンディに移行しているが)丸亀製麺に行けば、とろ玉うどんの冷たいの並を頼む。ミスタードーナツに行けば、ポンデリングとポンデリング黒糖を頼む。
大体全てにおいて、いつも通りの美味しいものを頼む。冒険はしない。
それでいい、それがいい。
私の「これ」はメイド喫茶でも発揮されている。
なぜか私はメイド喫茶でご飯を食べることに抵抗があるので、定番オムライスやカレー、メイドさんも食べる賄いなどは一切食べたことがない。
メイド服の彼女に「胃袋、お揃いにしない?」と言われたのに、それでも食べなかった。(どんな台詞やねん)
じゃあ何を頼む。
①まかないデザート(ミニ抹茶パフェ)
②アイスティー
③カルピスジュース
④キャラメルラテ
この4つだけ。てかほぼ①か②。何なら①はマスト。信じられないくらいミニ抹茶パフェにどハマりしているので、他のデザートを食べずにひたすら抹茶を食べ続けている。
メイド服の彼女からは「またそれかい!」とツッコミが何度か入っている。
でも美味しいから仕方ないじゃないか。
今日の夜中2時、彼女がブログを更新した。
卒業イベントを控える彼女はそこで販売するお絵描き付きチェキの準備に追われている。ブログはその準備でメイド喫茶の料理をお絵描きしているよという内容。
書いたもの一覧の中には私の好物が入っていた。
どうしよう、嬉しい。
まず彼女の脳内に我々オタクが召喚されたことが喜ばしい。彼女が私のどんな顔を思い浮かべたのだろうか気になってしょうがないがとりあえず先に進む。
メイド服の彼女はいつだって優しい。
基本は毒舌(?)というかツンデレというか「雑」というか、そんな態度を取っている彼女。
ただオタクのことはよく考えてくれているみたい。優しいので、「私はいつ卒業するか分からない存在だからね〜」とずっと伏線を張り続けてくれていた。優しいので、お楽しみ会できそうでできなかった時、私の前でほんの少しだけ踊ってくれたりした。とにかく我々オタクの気持ちを結構汲み取ってくれる。それが私が推している彼女。
ここ、この文章で涙腺崩壊した。
メイド喫茶通いを通して、私はたくさんの思い出ができた。それは客としてサービスを受けている存在なのだから当たり前ちゃ当たり前。
しかし彼女はメイドとして働いている身。労働なんてしんどいことの集合体で、彼女はそれをしている。
でも彼女は「思い出」を形にできたと言ってくれている。私と同じ思い出だ。
そんなことを思考していると、ちっぽけなただのオタクが推しの彼女の人生にほんの一部介入ができたのかもしれないではと思う。
まあだいぶポジティブ思考な気がするが、そう思うことで自分が幸せになれるならそれでええか。
戯言|メイド服の彼女と私とミニ抹茶パフェ
本当はBDお給仕についての下書きがあるんだけど、まとまらないので先にこちらを。
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