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Life

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DeadLine

あの雲ひとつない高い空を 見上げたあなたは何を思っていただろう 苦しさも 辛さも 限界を超えたら 笑うしかない 小さく笑ったあなたの顔に 私は気づくべきだった 誰かを責めても 癒されない思い 二度と見ることのない笑顔 どうして思わなかっただろう 生きて逃げても良いんだってこと 真面目さに縛られて 責め立てられることを恐れて ちっぽけだけど この世で一番大切な自分自身 失くすほどに支配されないで生きられたら 虹がかかった雨上がりの空 世の中は時々美しいと感じる

人生最後の引越し

大学に入学する時、 初めての一人暮らしのために引越しをした その後も学生時代、社会人になってからも 何度も引越しをした 結婚して都心の新築のマンションを購入して ここが終の住処と思っていたのに その後、20年経たずに、 娘と二人で家を出て賃貸に引越した 娘の希望で越した都心の人気エリアの 賃貸マンションは比較的高額な家賃 それでも娘に楽しいと思って 暮らして欲しかった 賃貸か 持ち家か かかる費用を試算したり 何度も考え続けてきた 仕事をいつまで続けるか 自分が

日記の効用

5年日記をつけ始めて 今年で 4年目になる 元々は、コロナ禍の閉塞感が嫌で 数年後に 振り返った時 あんなこともあったなと 思い返せる幸せな日が来ることを 待ち望んで 日々の出来事や気持ちを 綴りながら  今をやり過ごそうと思って 5年日記を書き始めることにした 5年日記は  月日だけ印刷されていて 年と曜日を記載するようになっている 毎日日記を書く際に、 同じページに記された 同じ日の過去の出来事や気持ちを 振り返る 2年前の今頃、 娘と二人で旅行に行ったこと

歳を重ねる楽しみ

昨年 還暦を迎えて 今年は、また一つ歳をとる 細かい字が見えにくくなったり 若い頃のような元気さが無くなっても 最近 歳を重ねる楽しさが 少しわかってきた気がする 若い頃に聞いたサザンもユーミンも 今聞くと 歌詞の意味がじんわり心に沁みてくる 若い頃はノリで聴いていた曲だったけれど 歌詞の意味など 気にすることもなかったけれど ただ聴いているだけで 言葉の意味がじんわりいい感じで 心に入ってくる 多分 それは これまで自分が 生きてきた過程や出来事や 言葉にでき

日記の継続に根気は要らない

何かを続けるという時 根気よく という言葉が使われる 私は 根気というものが無い 根気よく続けようと思うと 飽きてしまう 根気よく継続 には、 単調なお決まりの作業が連想される 以前は日記を書く事が続かなかった まず、3日と続かない けれど、 ある時から継続して日記を書く事が 苦痛でなくなった 多分 その理由は  私の好きな備忘録という意識が持てたからだ 会社で仕事をする中で 複数の関連性のない作業を 並行して進める必要が出てきた時 個々の進捗を忘れない

いつか

いつか 時間ができたら いつか 痩せたら いつか いつか …. そのいつかは  何年も 何十年も 来なかった それなのに  いつかのために取っておいた物 引越しを機に 捨てようと思う 人は  時代も  前に進み続ける この何十年を過ごして学んだこと いつか読みたいと取っておいた論文は 時が経てば古い情報になり いつか使おうと取っておいたものは 技術が既に陳腐化して不用品になり いつか着たいと取っておいた服は 今の時代と今の歳に相応しくなく 時間は加速

男女の間に友情は成立するか

最近放送されたドラマの影響で このブログのタイトルの命題が 話題になっている 様々な場面で色々な意見を聞く 私が考える結論としては 異性であっても、同性であっても お互いに好きでなければ、 友情は成立しない 飲み会の席で、久しぶりーと 仲良さげにしていたかと思えば、 どちらかが居なくなった途端に 悪口を言い始める間柄の二人に 友情など成立しているわけがない 惰性と利用関係と呼ぶべきだ 翻って、 異性に対する好きは、必ずしも 恋愛感情とは限らない また、必ずしも、

緩く繋がる人間関係

人は自分の生きてきたやり方で 世の中を見ている 何が正しくて、何が間違っているか 正義は人の数だけある ストレスフルな社会のあらゆる問題の中で 一番の原因は 人間関係だ 家族も小さいけれど、一つの社会 ルールは多くの場合、親が決めている よそはどうでも 我が家のルール というものが 明言されているかいないかに関わらず 存在している 力関係の問題で、一定期間、 子供は逆らうことができない 子供の声より、 自分の都合を優先する親が多いからだ 歳を重ねて、自分が家族

人生の残り時間

今年、還暦になった 会社員として まだ仕事を続けている いつ辞めてもいい そう思いながら 時間だけ過ぎてゆく 人生とは 思い出の総計だ 働いている期間に 出張先で、仕事が終わって 仕事仲間と遊んだこと 学会出席のための海外出張 そこでも遊べる時間はあった 学生時代のサークル活動や コンクール 定期演奏会 夏合宿 春合宿 家族との思い出も色々 娘との思い出も沢山 あと30年くらい元気に生きるかな 特に、身体に不調もないし 「Die with Zero」という本

婚姻契約の有効期限

仕事柄、契約書を扱うことが多い もし私がこの婚姻契約を扱うとしたら。。。。 そろそろ期限を迎えますが、 今後、どうされたいですか 顧問弁護士が聞いてきた そう もうすぐ結婚20周年だ よくもったな 喧嘩もしたけれど、何とか和解してきた この先、どうしたいか 真剣に考える時が来た いつまでにお返事すればよろしいですか? ゆっくりで良いです 期限の1週間前までに結論が出ない場合には、自動的に1年延長になります それは気が楽で良いですね ただ自動的に1年更新で

必要なもの

結婚に必要なもの 勢いと思い込みと愛情 1つに絞るとしたら 愛情 離婚に必要なものは 勢いと思い切りと経済力 1つに絞るとしたら 経済力だ 結婚する時に離婚をイメージする人は少ない ただ、知っていれば、 結婚生活で間違えることは無くなる 結婚とは 自立している成人同士が 共同生活を経営することだと 自立していない場合 どちらか 又は 双方が 至らない部分の負担を負う 家庭内での労働力は金銭に換算しにくい だから、 夫婦は、双方が、経済力を有

週5日出勤

この2月から 週5日オフィス出勤になった コロナでここ数年、 当たり前に在宅勤務だった 始めはオフィスに出勤できる日が 週1日、2日ということで オフィスに出勤している日は オフィスでなければできない事をする 週5日であれば、 今日できなくても明日やれば良いので 1日の仕事に余裕ができる 週5日は、体力的には疲れるけれど 必要な人と会って話ができるのはメリット Zoomでは伝わらない気付けないことも 対面では様子がわかる分、理解し易い やっぱり仕事は基本オフィス

望んだのは

望んだのは 小さな幸せ 笑いがある日々 笑顔のおはよう 帰りたくなる家と 寛げる空間 立派な家で無くていい 高価なマンションで無くていい 望んだのは 小さな幸せ そうして出した結論と 手に入れた幸せ 人生は いつだって 自分の選択

人生は思い出の総計

今 たった今の幸せを人は求める あの頃は幸せだったのに 今は... 生きているとは  頭に考えが浮かぶことだと思う 特別な素晴らしいアイデアという意味でなく 何か もやっとしたものでなく 言葉にできる考え 多分 ベッドにずっと横になっていても あれこれ頭に浮かぶ間は生きている という実感がある 何をしている時が幸せかと聞かれたら 私は 考えている時が 一番幸せだ 到底 人知の及ばざる事についても 考えている時が 一番楽しい 言い換えれば  考える材料があると言う