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日常まとめ(9/9~9/22)

twitterでの日常のつぶやきに関しては折を見て消去するようにしているのですが、たまに見返して「これは忘れずどこかに残しておいたほうがいいなあ」と思うこともあります。なので備忘録としてこちらにまとめておきます。一応時系列順です。また言い回しの修正などはめんどくさいのでやってません。

(9/9)

この前届いたさとあゆさんの本を読んでいて、この本には言葉として整えられる前のプリミティブな感情や諦念が横たわっていると感じた。それは悲しみではなくただもやもやとしたものとしかいいようのない感情だ。あとあとがきの前に何枚か載っていた絵がパウルクレーの天使のようだった。


(9/15)

ふとCharles Cohenのレコードを聴く。ブックラシンセの魔術師のぷにょぷにょ音。心地いいとはまた違うけど、そっちよりの人懐っこい音。

(9/17)

本屋に行って欲しい本がなくて帰ろうとしたら、ふとオードリーの若林さんの本が目に入って、なんとなく手にとって読んだら面白かったので買った。文章から滲む後ろ向きな姿勢に勇気づけられた。

この前会社に産業医の面談を進められて医者と話をした。ほとんど身になるはなしはなかったけれど、「まだギリギリ若いんだから一度真剣に他の仕事を探してみて、いろんな選択肢を持っておけばひとつの所にしがみつくストレスもへるし、自ずと今後が見えるんじゃないかな」といわれたのは良かった。

ギリギリ若いのギリギリって必要ないだろう、と思ったりもしたけれど、心に余裕のあるうちに今後に繋がるような行動をしないとな。お金の面でも、仕事の面でも。オヤス

(9/18)

最近上司にまた怒られるようになったのだけれど、今日家に帰る途中で本屋によってまんが本を買い、家に帰って酒を飲み、どうでもいいテレビを見て笑った。そしてふと、こういう何気ない気晴らしを平日に出来た自分がいて、びっくりした。

何が言いたかったのかというと、会社で怒られたことを律儀に家にひきずらずに過ごし、さらに明日もまた仕事があるという憂鬱をそれほど感じず夜を過ごせたということだ。こんなこと、就職してから初めてかもしれない。嬉しい。

気晴らしを平日に行えるというのはとても大事で、仕事終わりの平日を明日の仕事のための準備期間と捉えるとずっと仕事のために気をはってしまうことになる。そのため自分を解放する時間が土日しかない。だけど2日間でたまった5日分の欲望をすべて解放できるわけはない、だから欲求不満になる。

何事にも変にまじめだから平日に気晴らしできないの、今日をきっかけに何とかなればいいな。多分時間と傲慢さと不真面目さによるものだろうから、なかなか応用は効かなそうだけど…。

(9/18への追記)

これはtwitterに書かれていたものではなく、まとめていて感じたことです。9/18はこんなことを言っていましたが、9/19からは多少なりとも憂鬱を感じて会社に行っていました。やはり18日は心身ともに調子がよかったため、何事もプラスに捉えることができたのだろうと思います。


(9/22)

クラークの新譜聴いたけど、展開は目まぐるしいけど分かりやすい感じではなくて、繰り返されるフレーズもあまりないから、「?」という気持ちがぬぐえない。でも、悪い訳じゃない。

(↑追記)この後フォロアーのDちゃんから池田亮司の「Dataplex」のようだったとリプライがあって、自分は「Supercodex」しかまともに聴いたことがなかったのでSpotifyで聴いてみた。それはサイン波を細く刻んで並べられている素晴らしい作品で、確かにピアノやハープシコードをズッタズタに刻んで並べているClarkの新譜と同じにおいを感じた。さらにDちゃんは「Supercodex」よりも「Dataplex」の方が聴きやすいと言っていたけれど確かにそうで、前者はサイン波というよりはもう少し高周波のモスキート音とかに近い音で作られていて、正直耳が耐えられないと感じる時もあったので、やっぱだぶちゃんはすごいなと思った。


環境音楽って言葉は凄く曖昧で、アンビエントといわれるとそうでもない気がするし、BGMと言われるともう一声、って気分になってくる。

吉村弘さんとか、芦川聡さん、尾島由郎さんとかの音楽がどういう風に流通していったのか、使われていったのか調べてみたい気持ちがある。心に残ることを想定していない、場を作るための音楽。

因みに尾島由郎さんは未だに音源をサウンドクラウドで発表してたり、NEWSICの音源を管理してたりと現役で活動されている。実際配信サービスの配信元には尾島さんの事務所の名前がクレジットされている。

(↑追記)

尾島由郎さんの最新の音源。アンビエントが広く定義づけられて、「家具の音楽」から「人間が落ち着くための音楽」になっていった一方で、この音楽は「家具の音楽」であり続けた。家具は静かに朽ちてゆく。https://soundcloud.com/yoshio-ojima/vesper


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