母親という者への憧れ
バイトでレジをしているときのある親子のやり取りの話。
おそらく、息子君に玉ねぎを選んでかごに入れておくようにお願いしたんだろうなという前提で会話は進む。息子君が選んだ玉ねぎは赤いネットに小さい玉ねぎが多めに入っている品だった。それを見た母親は、なんでこんなちっさい玉ねぎ?しかもすごく数が多いし…これしかなかったわけ?と説教じみた口調で言う。息子君は静かに頭をひねる。母親は続けて、これ値段は?と。息子君は400円くらいと一言。その言葉をきいた瞬間母親は激怒。商品をレジに通し終わ