ソフトバンク、2試合連続「二桁得点・完封勝利」(NPB史上3度目)

福岡ソフトバンクホークスが、地元・本拠地で「記録的」な圧勝を見せた。

ソフトバンクは5月21日から、本拠地・みずほPayPayドームで行われた対楽天イーグルス戦、21-0という記録的な勝利を挙げたが、翌5月22日も、京セラドームで行われた同じカードで、12-0で圧勝した。



同一チームの「2試合連続二けた得点・完封勝利」はNPB史上3度目

NPBの一軍公式戦で、同一チームが2試合連続で「二桁得点」を挙げ、しかも相手チームを零封して勝利したのは、過去2度あり、今回、ソフトバンクが3チーム目である。


1試合20得点以上で勝利したチームは7チーム目、ホークスは最多の3度

今回、1試合20得点以上の完封勝利は延べ7チーム目だったが、ソフトバンクの前身であるグレートリング、ダイエーも達成しており、同一チームが3度、達成するのは史上初となった。
また、7チームのうち過去6度の次戦は3勝3敗であり、次の試合も完封勝利を挙げたのは今回のソフトバンクが史上初である。


ホークスの「2試合33得点以上」はチーム史上5度目

なお、ソフトバンクは前身を含め、公式戦で連続する2試合で合計33得点以上を記録したことのは今回で5度目である。


NPBで2試合連続で15得点以上を挙げたチームは?


NPBで2試合連続で15得点以上を挙げたチームはは、2003年の福岡ダイエーホークス以来で、これも相手はオリックスブルーウェーブであった。
7月26日のオリックス戦(福岡ドーム)で1-15、翌日7月27日も、7-26で勝利した。

面白いことに、このとき、ダイエーの3番を打っていたのが、ロッテ現監督の井口資仁で、初戦は4打数4安打2打点、1四球、2戦目が4打数2安打1打点、2四球と絶好調であった。
なお、2戦目、オリックスの先発は、ロッテ現投手コーチの吉井理人で、初回、打者7人に対して5安打を浴び、一死しか取れず6失点でKO。ダイエーは初回だけ11得点を奪った。


2003年のオリックスは、開幕早々、石毛宏典監督が休養、レオン・リーが監督代行を務めたが、投手陣が1シーズンで二度、2試合連続で1試合15失点以上という不名誉な記録をつくり、このシーズンはチーム防御率が5.95と完全に崩壊していた。

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