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小保方晴子が間違えた画像は80枚中2枚のみだった

【テラトーマ画像と酷似】

 慌ててネットを検索すると、前日の3月9日から複数のサイトで、STAP細胞論文中の画像が、小保方氏の2011年の博士論文中にあったテラトーマの画像と酷似している、と指摘されていた。しかもその画像は、STAP細胞の万能性を証明するテラトーマ実験の画像だった。疑義はすでに東京新聞と中日新聞が十日付朝刊で報じていた。日曜日にネットのチェックをしていなかったことが悔やまれた。

 テラトーマとは、生きたマウスの皮下に万能細胞を移植したときにできる良性の腫瘍(奇形腫)だ。中には、神経や筋肉、上皮など様々な組織の細胞が、ぎゅっと圧縮された状態で詰まっている。STAP細胞を移植したときに、このテラトーマができ、様々な組織に分化した細胞がその中に確認できれば、STAP細胞には万能性があるという1つの証拠となる。

 画像はできた組織ごとに腫瘍の切片を作り、撮影したものだった。

 それが、研究内容が異なる博士論文のテラトーマ画像と酷似するとはどういうことか。もはや「ミスだった」では済まされない。この瞬間、私はSTAP細胞論文はもうもたない、と確信した。同時に、STAP細胞の存在そのものへの疑念が一気に膨らむのを感じた。

 東京の取材班にもメールで伝えたが、八田浩輔記者や青野由利・専門編集委員からすぐに、「事実なら撤回レベルでは」という返信があった。

 調査開始から間もない2月20日、笹井氏と小保方氏から、画像を取り違えたため正しい画像に訂正したいと申し出があった。笹井氏によれば、「正しい」テラトーマ画像は、2012年7月に得られた画像があるものの、申し出の前日に小保方氏に撮り直させたという。その後、博士論文との酷似が判明したが、小保方氏と笹井氏は、「博士論文のデータも投稿論文に使用できると理解していたため、申告しなかった」と釈明したという。(中略)

 調査委員会は、テラトーマ画像がSTP細胞の万能性を示す極めて重要なデータであり、小保方氏の行為は「データの信頼性を根本から壊すものであり、その危険性を認識しながらなされたものであると言わざるを得ない」として、「捏造」に当たる研究不正と認定した。 須田桃子〈捏造の科学者 STAP細胞事件〉より

✔️【真相〈小保方晴子が間違えた画像は80枚中2枚のみ〉】

 小保方晴子は間違いを認め、本来掲載すべき正しい画像を理研に提出したというのに、「捏造に当たる研究不正と認定した」とはどういうことなのでしょうか?

 また、NHKの〈クローズアップ現代〉は『研究核心部分の実験結果の画像を切り貼りするなど科学の世界では通常考えられない行為』と糾弾したのですが、工学博士の武田邦彦によると小保方晴子が間違えた画像は「核心部分ではない」そうです。

 ちなみに論文には80枚の画像が掲載され、間違えた画像は2枚のみ。

【ケアレスミス】

 また、小保方晴子は著書〈あの日〉の中で……

 私が注意深い確認を怠ったために、このような間違いが起こったのだ。私の研究者としての自覚の低さ、認識の甘さを、心から恥じた。謝罪の言葉も見つからず、反省しているという言葉では言い表すことができない、後悔と自責の念に苛まれていた。

 ……と言っているのですが、これも武田邦彦によると、この種のケアレスミスはほとんどの論文で普通にあるそうです。

【調査委員会委員長の不正】

 ちなみに小保方晴子の画像ミスを「捏造に当たる研究不正」に認定した調査委員会委員長の石井俊輔も、STAP騒動中の2014年4月、自身の論文の中の画像の不正が発覚し、委員長を辞任しています。

【まとめ】

 ●小保方晴子が間違えた画像は、80枚中2枚のみだった。


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 国民の3人に1人がかかると言われるがん。しかし、受けるのが常識とされている標準治療は、実は大変危険なものなのです。がん食事療法をぜひご検討ください。

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