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STEAM NEXTフェス2023年10月エディションで気になったもの

やってきましたNEXTフェス。簡単に概要を説明すると
・2月、6月、10月と年に3回ある、インディーゲーが無料のdemo版を配布するイベント。今回は日本時間で10/10~17の午前2時?3時?まで。
・イベント期間は一週間で、demo版はイベント中のみ配布だったり、イベント後も配布していたりとゲームによって違う。販売開始したらdemo版の配布をやめるゲームとかけっこうある。無料だからとりあえずdemo版ダウンロードしよう!
・最近(確か前回から)ルールが変わり、ゲームはNEXTフェスには1回しか出品できなくなった。つまり恐らく発売直前の完成度の高いゲームのみがdemo版を配っている。(前々回にNEXTフェスでdemo配ってるゲームがまだ発売してないとかもあるが、前回のNEXTフェスでdemo配ってたゲームは大体発売してると思われる)

一応前回も記事書いたのでこちら参照。
前回出てたゲームだと、Sea of Starsとかlies of Pとかが有名だろうか。

つーわけで、テキトーに面白そうと感じたゲームを10個くらいダウンロードして遊んでみた。
結論から言うと今回は当たりが多い気がする。(意図的にハズレっぽいものを避けたからかもしれないが。)

まあでもやっぱり玉石混交で、えっ・・・ってのもいくつかあったけど。それも含めて紹介していきます。


ちなみに自分はローグライクデッキ構築とヴァンサバ系が好きなんだけど、ローグライクデッキ構築はルールを覚えるのがしんどくて正直新しいゲームに手を出す気力がなく、ヴァンサバ系はアタリショックのようにゴミが多くてこれもかなり食傷気味。
なので少し毛色が違うとかオリジナリティのあるゲームに惹かれているかんじ。第二第三のスレスパを探す気力はないんだけど、第二第三のBrotatoはまだ見つけたいという気力がある。



Rabbit and Steel

マンモフさん一押しの弾幕シューティング+ローグライク。ちょっと前からdemo版配ってたけどNEXTフェスにも出ていた。

戦闘がボス戦のみでそれをクリアしていき、道中ショップや宝箱の3択でレリックを選び攻撃やスキルに特殊効果を付けていく、ってかんじ。

絵がかわいくて良いんだけど、正直弾幕ゲーを全くやったことのない自分にとっては難しすぎて、デモ版4時間くらいやってるのにnormalすらクリアできてない。ゲーム上手かったら面白いんだろうなあという感じ。もうちょっとローグライクの運要素でプレイの下手さを補えたらよかったなー。
でもかなり良くて、前作maiden&spellはちょっと前に70%オフだったので買ってしまった。難易度cuteでクリアしたけどストーリーも熱かった。

ヘタクソだけどたぶんこれは買う。


WitchHand

微妙に違うけどほとんどまんまstackland。魔女版のstacklandって感じで、stacklandでいうブループリント(設計図)がスペルブック。魔法を開発してできることを増やしていくかんじ。
パクリだけど面白くてやめ時が見つからなかった。見た目などのクオリティは本家より高いかも。ただ英語しかなくて、微妙にやり方が分からないものがいくつかある。日本語対応してくれえー。みんなウィッシュリストいれよう!

1日が終わるとイベントがあり、ほとんどが条件を満たすと素材などをもらえるクエストのようなもの。これは敵が出てくるとかではないので普通にクリアして良かった。(最初は敵が出てくると思ってスルーしてた)
満月だか新月の時だけちょっと違うイベントがあったりとかした。

基本的に人数は増やせず、自身+ペット3体までで(※ペットの上限は増やせた)、ペットは仕事はできるけど恐らく回復ができない(※デモ終盤でペット回復の魔法があった)。自身は回復魔法を使えば(素材が必要)回復できる。

村を作って、そこにクリスタル鉱山や薬草農園を入れれば、時間で自動でそれらを生産する。それらを売ったりとか合成させて価値を高めて売って、またブースターパックを買って掘って・・みたいな。どんどんリソースを増やして効率化していくゲーム。たのしい。

demoでは1人だけど、プレイアブルキャラが3人いる。ボリュームがどれくらいかが気になるところ。

まあこれは買うなあ。

Cursorblade

イラストが可愛い。結構面白かった。
自身のカーソルが剣で、攻撃状態じゃない敵に触れるとダメージを与えられて、攻撃状態の敵や敵の弾は避けるっていうゲーム。ローグライクの3択のアイテム取得による強化あり。

スレスパ作者がさっきツイートで「このゲームのファンです」っていってるのみた。

マジッククラフト Magicraft

中華制っぽい2Dツインスティックシューターのnoita。魔法の杖を強化して戦う。ランダム生成のステージクリア制。
デモ版は短くて簡単で、noitaがへたくそすぎて全然できなかった俺でも初回プレイでクリアできてしまった。結構面白かった。

ストーリーはネトゲプレイヤーが異世界転生しましたみたいなかんじ。

W.A.N.D. Project

これも↑のゲームと被ってて、魔法の杖を強化して戦う2Dツインスティックシューター、というかこれは自動発射なのでヴァンサバ系か。
ドット絵を3Dにした感じのビジュアルはかわいいが、2Dの立ち絵が滅茶苦茶AI絵っぽい(違ったら超失礼だけど)

肝心の杖の強化は、「発動条件」「発動する魔法」「魔法に付与する特殊効果」のカードがあって、それを並べて強くするみたいなかんじ。
たとえば発動条件が「移動する」のカードにファイアボールをつなげて、ファイアボールにHP回復効果を付ける、それで移動すれば回復するファイアボールが出るみたいな。じゃあ1つの発動条件に全部繋げりゃいいじゃんってなるが、次のカードが発動する確率が80%とか60%とか決まってるので複数の発動条件を付けた方が良さげ。あとつなぎ過ぎるとコスト(クールダウンとか歩数とか)が上がるっぽい。

ただデモの序盤の範囲だとこちらの攻撃が弱すぎてあまり派手さや爽快感がなく、あと敵の弾が見づらくてダメージがでかすぎてすぐ死ぬしステージもよく分からん障害物がある同じステージで延々と戦う。なんかいまいちハマれなかった

舞台が崩壊した東京なんだけど日本語ないっていう。


Breakout Survivors

ローグライクブロック崩し。通常のブロック崩しと違うのは、ブロックがどんどん下に下がってきて、一定ラインを超えると自身にダメージが入ってしまう。あと弾は一定の間隔で自身から発射するので、弾を落としてしまってもペナルティはない。(ブロックを崩せないので実質ペナルティではあるんだが)

特定のブロックを倒すと経験値が落ちてきて、それを拾うとレベルが上がり、ローグライクの三択で自身のスピードを上げたり幅を広げたり弾が分裂するようになったりとかする。

ビジュアルはしょぼくてシンプルだけど結構おもしろい。

Scree

なんかよくわからん2Dツインスティックシューター。左からダメージゾーンが迫ってくるので右に逃げる。自身も敵もステージもすべて〇で出来ている。物理演算ゲーっぽい要素を足した2Dツインスティックシューターだろうか。
結構面白かったけど操作が多すぎてそれが個人的に微妙、キーこんふぃんぐなかった。(WASD移動なのにEでグレネード、スペースでダッシュとかのゲーム、おれできねえんだけど)


XALADIA: Rise of the Space Pirates X2

インベーダーゲームを綺麗なビジュアルにして、自身の強化とかタレットを追加しましたみたいなゲーム。
タレット(敵の弾で壊れる)も自身の強化も同じお金というリソースがかかるので、タレットが壊れるとイライラするんだけど、タレット使わないと敵を倒せず稼ぎも少ないみたいなかんじで、どうやってもストレスが溜まる。

イラストとかちゃんとしてるしビジュアルが派手なんだけどなんか時代遅れな感じがするなあ・・・PSPとかのゲームっぽい。これ製品版いくらするんだろう・・・2000円とかしそう・・・

制作アクワイアだった


Hero Survival

ちょっとしかやってないけどつまらなさすぎる。もうアンインストールした

武器を4つまで装備できるBrotatoっぽいゲームなんだけど、すべてが劣化で何の良いところもない。何故これを作ったんだろうか、プログラムの練習で作ったものをどうせなら売ろうと思ったとかかな。割と本気でそう思ってる。

ウェーブ中のレベルアップでは時間が止まり3択のローグライクレベルアップ。それもテンポ悪くてアホくさいんだが、「次のレベルになるまで一時的にスピードアップ」とかいう意味の分からないアップグレードとかがある。意図が、意味が分からない。

ウェーブが終わると4択でアイテムをえらべるんだけどここに武器が入ってる。だから最初の3つのウェーブはほぼ武器を選択するのが必須。意味が分からない。あとお金拾えるんだけどそれをどこで使うかもわからなかった。
当たり判定もおかしいし被ダメエフェクトがないからいつのまにかダメージ食らってるし本当につまらなかった


Mech Crisis

ヴァンサバ系。敵の数が増えると敵の出すSEがどんどん大きくなる。そもそもSEで不快な音がしたので消したけど敵の音どうやって消すんだ。なにも面白いところはなかった


Captain Pawsome

automatonかなんかの記事にあったのでクオリティ高いかと思って試しにダウンロードしてみたらめちゃくちゃクオリティ低くて草


おかわり

一通りやり終わったのでまたちょっとダウンロードしてやった。今度は人気ランキングとか見て。

Japanese Drift Master

レースゲームというかドリフトゲーム?なんだけど、日本の田舎の峠の解像度が高い。キャンプとか登山とか行くときに通る道こんなかんじだ!っていう道がすごいリアル。

ゲームとしてはレースゲームとか全然興味ないし面白くはなかった。後ろから軽自動車に追突されたから煽り運転しまくってやめた

Deep Rock Galactic: Survivor

Deep Rock Galacticっていうまあまあ有名なFPS?のゲームのヴァンサバ系みたいなもの、たぶん。ドワーフっぽい主人公が惑星で鉱石を掘りつつ銃を撃つ。掘るのも打つのもエイムも自動。

鉱石を集めてそれが恒久レベルアップやステージ移行時のショップのお金となるて感じか。グラフィックはリッチだったけど攻撃とか別に派手じゃなくてヴァンサバ系としての面白さとしては並。完成版をやりこめば面白いのかもしれない


→と思ってちょっとだけやったけどこれつまんねえわ。バランスが悪いというか、分かってない人が作ったゲームってかんじ。

掘る鉱石の半分以上が恒久的な素のステータスアップのための素材。いやあのさ、今をどう生きるかのサバイバー系で、プレイ中にその後のプレイのための稼ぎ行為をさせるのってどうなの。

レベルアップのステータス上がり具合もしょぼくて、アンコモン(下から2番目、ほとんどこれ)で武器(一定レべルで追加、最大4つか5つ。忘れた。)ごとの攻撃ダメージ15%アップとかそんなん。武器共通だとこれが5%とか。しょぼすぎる。攻撃範囲が広がるとか弾が分裂するとかそういった強化もなくて発射レートやダメージしかないから地味だし。

あとマジでこれなんだろうなと思うのが、レベルアップ時に「経験値獲得量+6%」とかが選択肢に出てくるんだけど。6%て。ヴァンサバ系での経験値獲得量プラスは本当に意味わからん、Brotatoなどのカネでそれを買うかどうかみたいなのはわかるが、レベルアップ時でそれを出すゲーム全部つまんねえよ。先に選択した分後々得するからそういう駆け引きってのはわかるけど6%で得するのか?ゲームが地味になってつまらないから嫌いなんだけど。
あとピックアップ範囲プラスとかもレベルアップ時にあるとだるい。20MTDみたいにピックアップ範囲が攻撃とも関係あるならいいけどそういうわけでもないし。

最悪なのが、クリティカルダメージ+10%とかいう選択肢もあった。元のクリダメは200%で、素のクリティカル率は多分5%。ほんとわかってないと思う、30%くらいにしろよ。


アポカリプス パーティー

なんかいきなり中国語のムービーが始まった、デフォ言語が中国語のヴァンサバ系。グラフィックはsoulstone survivorsに近い。
なんかよくわからんけどゾンビがどんどん生まれて集まってくるのでそれを銃で撃って倒してってかんじなんだが、レベルアップが派手で結構おもしろかった。弾が跳弾したりとか味方のミニオンみたいなの出したりとか。

ステージはこれ系のゲームとしては独特で、きちんとしたステージ内に宝箱(武器が入っている)とかアーマー回復ポイントが点在していて、ある程度の数敵を倒すとボスを召喚させられるみたいなかんじ

↑のドワーフ掘削ゲーよりこっちのほうが数倍おもしろかった



以下はやってないけどローグライクデッキ構築ゲーム。やる気力がないけど、割とクオリティは高そうなもののみ集めてみたので、興味ある人はやって感想教えてくれや。

ダイス ローグライクデッキ構築


宇宙ローグライクデッキ構築ストラテジー


ファントムローズ2


OSFEの対戦版?

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