YOUTUBEのテレビ化

この動画のコメント欄をみて暗雲たる気持ちを立ち込めた。

昔のテレビはこの手の番組ばかりが多かった。手っ取り早く視聴率を稼げるからである。
しかし、今はコンプライアンス(やらせに対して)があり出来なくなっている。そこの間隙を突いたのがYOUTUBEだ。動画に対する反響はすごく2日で再生回数を200万回を超えている。

よくテレビはオワコンでそれにとって代われたのはYOUTUBERがクリエイティブィティを持っているからと原因づけられることが多いが、実際この手のバズり動画はうんざりするほど雑なやらせやドッキリが溢れている。
すなわち、ただ単にテレビが倫理上出来なくなったことをやっているだけではないのか。

ネット特有の双方向性もありコメント欄には発信者に入れ込み、これはやらせでないかと疑義を挟むコメントに対して食ってかからんばかりに反論している意見が目立つ。
おそらくコメント主は中高生、未成年未満ではないかと思う。
しかし、テレビがお茶の間にあったときには親、兄弟が映像の真偽を分析してくれ徐々にリテラシ―能力は身についたものだ。
それも現代のように一人スマホ一台の時代だと難しいのだろう。

いずれ、YOUTTUBEもテレビのように規制が厳しくなるだろう。
作りても賢いから今が稼ぎ時とばかりにグレーなバズり動画を量産しているのだろう。
ただ他方で無垢な中高生の指南役としてメッセージ性の高い動画を発信しているのを見ると、非常に煮え切らない思いがする。

片方で信頼をさせもう片方で騙す。それこそ屋台のくじ引きのようではないか。

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