見出し画像

vol.3 『鏡面エフェクトのススメ』

鏡面エフェクトは表示されている内容をそのまま鏡のように写すエフェクトです。が、ちょっとした一手間で鏡面の表示内容を変えることができるので、今日はこちらをご紹介します。

画像1



STEPS

今回はWorkingFloorを使用して、鏡面に写すモデルを別モデルにしてみます。MirrorWFや鏡面機能のある水面エフェクトでもやり方は同様です。

1) 物理演算 > オン/オフモード を有効化画像2

2) MMD上で表示するモデルの物理ボーンをオフ画像3

3) 全ての親ボーンの数値入力でいったん、大きく移動して原点から避難画像4

4) 鏡面にだけ写すモデルを読込み、物理ボーンをオフ画像5

5) X軸方向に避難させたモデルを元の位置に戻す。画像6

6) 鏡面エフェクト(今回はWokingFloor)を入れる。画像7

7) エフェクト割当[Main]でMMDに表示させないモデルのチェックを外す画像8

8) [WorkingFloorRT]で鏡面に表示させないモデルのチェックを外す画像9



POINT

ポイントは大きくわけて2つ。

*モデル操作で表示を切り替えるのではなく、「エフェクト割り当て」で切り替えること
*同じ位置にモデルを設置する場合は、剛体が暴れないように物理を切ること

同じ場所にモデルを重ねると、それぞれのモデルの剛体がぶつかって、物理ボーンが大暴れします。そのためモデルを重ねるようなときは、物理演算をオフにする必要があります。

そうなると物理を手付する必要がでてくるんですが...私は結構これが苦手だったりします。
そこでちょびっとだけ、物理の手付が楽になる裏技があるので、次回はそちらをご紹介します。



Credits

Model:うずらぎ様
Skydome:oftn様
Effect:針金P様

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?