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vol.5『モデルに変な線が出る時の対処法 -とりあえずどうにかしたい編-』

今日はMMDあるある「モデルに変な線」問題の対処法をご紹介します。
MMDをしていて、「あれ?なんか、ひび割れ?みたいな線が出る」という場面に直面したことはありませんか?これは一部のグラフィックボードとの相性で発生するもので、GeForceユーザーの私も、ばっちりこの対象者です。
しかも困ったことに、線が出る条件や解決策が何パターンかあり、「前回はこれで治ったのに、今回は治らない!!」ということもしばしば。

ということで、今回はモデルにでる謎の線対策を各パターン、難易度別で全3回に渡ってご紹介します。第一回は一番初心者向けの簡単な方法から始めましょう。



モデル読み込んだら変な線が出た!

エフェクト使用せずに、モデルを読み込んだだけで線が出る場合、わたりさんの配布されている「16bitTexDraw」エフェクトを使用することで、解決します。使い方は簡単。16bitTexDraw.xを入れて、描画順を一番最初にするだけです。



シェーダーを当てたら変な線が出た!

モデルを読み込んだ時点では平気でも、シェーダーを当てると線が出る場合があります。この場合も、16bitTexDraw.xを入れると解決します。



ポストエフェクトいれたら変な線が出た!

モデルの読み込み時は問題なし。シェーダーを当てても異常なし。なのにポストエフェクトをいれたら線が出た、という場合は、そのエフェクトを少しだけ修正する必要があります。といっても、一行書き換えるだけなので難しいことはありません。ただし修正の際は、念のためバックアップを取ってから作業しましょう。


STEPS
今回はミーフォ茜さんのPostRimLightingを使用して解説します。

1) エフェクト本体(~.fxファイル)をテキストエディタで開く
画像4

2) 大文字小文字の区別なしで「OFFSCREENRENDERTARGET」を検索画像2

3) < ~ >;内に「string Format = "A16B16G16R16F";」を追加、既にstring Formatという項目があれなら書き換え画像3



Reference


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