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Q&A『カメラ修正』

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小さなモデルを使用した時にカメラが遠く感じるのは、身長に応じてモデルの歩幅も狭くなる分、移動距離が短くなってしまうのが原因かと思います。
ただこれを距離で埋めればいいかと言うと、一概にそうとも言い切れません。



MMDカメラの基本

MMDカメラの基本と挙動について、まずは引用元をご確認ください。
現実にカメラを手にもって動くのとは異なり、ちょっと特殊な挙動をしていることが分かるかと思います。



距離を修正するべきケース

画像のように元モデルA(グレイシャツの男性)の位置、使用したいモデルB(黄色い小虎)の位置、そしてカメラの注視点、この3つが全て同じ座標にいて、モデルBにはカメラが遠いなという場合、距離操作で詰めてあげるのが適していると思います。

カメラ修正1



注視点の座標を修正するべきケース

モデルが2歩前進し、カメラも2歩分後ろに下がったと仮定します。
モデルBは小さい分移動距離が短く、モデルAに合わせたカメラでは注視点の位置がズレていることがわかります。
この場合、カメラ(注視点)の座標をモデルBに併せてあげることが推奨されます。

カメラ修正2

注視点の位置は必ずしも元モデルと同座標とは限らないので、肝心なのは元モデルと注視点の位置関係が、使用モデルでも維持できているかです。維持できているのなら距離で修正、そうでないのならばまずは注視点の座標を修正、そのうえでまだ遠いようなら距離を調整するというのが望ましいです。



VMDサイジング

私はまだ使用したことがないんですが、VMDサイジングではモーションのサイズ変更の他、上記のカメラ修正も行う機能が備わっているようです。


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