![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144730355/rectangle_large_type_2_9c6681c47cb7ee56bccb5e17e0f62201.jpeg?width=1200)
鼠径ヘルニアの嵌頓と早期治療の重要性
鼠径ヘルニアは放置すると、嵌頓という危険な状態を引き起こす可能性があり、注意が必要です。
鼠径ヘルニアの嵌頓とは、脱出した腸管がはまり込み、筋肉で首を絞められた状態を指します。この嵌頓を発症すると、腸管に血流障害が生じ、腸閉塞や最悪の場合は腸が腐ってしまう壊死が起こります。その結果、腹膜炎を引き起こし、緊急手術が必要になる場合があります。
この嵌頓は、鼠径ヘルニアの初期段階でも発症する可能性があります。嵌頓の発症リスクは数%とされ、発症確率としてはそれほど高くはありません。しかし、嵌頓発症後のリスクの高さを考慮すると、注意が必要です。
そのため、鼠径ヘルニアは早期診断・早期治療が重要です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?