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鼠径ヘルニアの嵌頓と早期治療の重要性

鼠径ヘルニアは放置すると、嵌頓という危険な状態を引き起こす可能性があり、注意が必要です。

鼠径ヘルニアの嵌頓とは、脱出した腸管がはまり込み、筋肉で首を絞められた状態を指します。この嵌頓を発症すると、腸管に血流障害が生じ、腸閉塞や最悪の場合は腸が腐ってしまう壊死が起こります。その結果、腹膜炎を引き起こし、緊急手術が必要になる場合があります。

この嵌頓は、鼠径ヘルニアの初期段階でも発症する可能性があります。嵌頓の発症リスクは数%とされ、発症確率としてはそれほど高くはありません。しかし、嵌頓発症後のリスクの高さを考慮すると、注意が必要です。

そのため、鼠径ヘルニアは早期診断・早期治療が重要です。

【参考サイト】
鼠径ヘルニアの嵌頓に注意!リスクと早期治療の重要性
北九州まつむら日帰り外科クリニック

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