僕が朝倉未来に「格闘家なんてやめちまえ」と思うワケ
ごきげんよう。今回は試合をしていないのに格闘技ファンをざわつかせ続けるでおなじみの朝倉未来先生の話題です。
まどろっこしいので結論から言いましょう。
朝倉未来には「格闘家」を名乗るのはもう辞めてもらいたい。
彼はYoutuberです。
私はそう思います。
朝倉未来はYoutubeでどれだけ儲けているのか?
一説には彼がYoutubeで得る収入は月収4000万?などささやかれていますが、、これはさすがに眉唾では、、
ということで、もうちょいマシな計算をしてみます。
本人によれば2020年年始からの6か月間で朝倉未来はYoutube上で2.1億回の再生回数を得ました。再生回数あたりの収入を相場から0.1~0.3円だとすると、、彼がこの半年で得た収入は・・・
2.1億×0.1円~0.3円=2100万~6300万?
もしかしたら月収4000万というのは、「今年既に4000万稼いだ」に尾ひれはひれ背びれがついた結果かもしれませんね。この調子だと年間1億も現実的ではありそうです。
彼の本業は何なのか?
というか本業とはなんでしょうか。法律上の明確な定義はないようです。通例的には「最も収入を得ている職業」「最も労働時間を割いている職業」のことを指すでしょう。
(参考:https://news.livedoor.com/article/detail/16838523/)
朝倉未来は・・・ファイトマネーで年間1億稼いでいるのかというと…それはないでしょう。2017年の堀口でも↓です。
そもそもクラファンで7000万もらっても火の車のRIZINが朝倉未来にファイトマネーで年間1億払えるはずが有りません。
朝倉未来が最も収入を得ている職業は「youtube」です。本人が「俺は格闘家だ」といおうと、フラットにみれば彼の本業は「Youtuber」でしょう。
「アウトサイダー」の肩書を失った朝倉未来
で、ここからが本題です。
朝倉未来の試合ってそんなに面白いですか?
持前の分析力と冷静さで強敵を交わして詰将棋のように試合を支配するのが彼のスタイルです。
ストリートファイト出身という分かりやすい肩書をひっさげて、玄人好みの分かりにくい試合をする、それが朝倉未来です。
年末のベラトール対抗戦、彼が寝かされない腰の重さで会場が大いに沸いていました。あんなもんが面白いのは私も含めてMMA大好きの変態だけです。
本来、朝倉未来は「ヤンキー代表」のはずでした。
「ヤンキー代表の朝倉未来」×「アスリート代表のMMA選手」の対立構造で成り上がり、下剋上のストーリーを期待されていました。
でも、もうファンはしってしまいました。「朝倉未来はそこらのMMA選手よりもよっぽど賢く、アスリートである」ということを。認めざるを得ませんでした。
同時に彼は「アウトサイダー」という肩書を失いました。もうそこに対立はありません。対立なきところにうねりや熱狂は生まれません。
筆者は、最大の肩書を失った朝倉未来からはこれ以上の熱はうまれないと思うのです。
シバターのにやけ顔から学べ
彼は試合においてリスクをとりません。無駄な色気は見せません。それが彼の強みです。あえてリスクをとって派手な試合をして興業を爆発させるようなタイプではない。これ、ベビーフェイス向きというよりもむしろ・・・
メイウェザーさんタイプのヒール向きでは、と思うわけです。
榊原CEOは言います。「未来は、俺は格闘家だ と言いました」と。その結果、試合にでなかったら逃げたやら全然試合しない、格闘家じゃない、などとたたかれる始末。
逆を想像してみてください。つまり、「俺の本業はYoutuberだ」と開き直った、大ヒール=朝倉未来です。
格闘技は副業と公言するのに、憎たらしいけど強い。
ヘラヘラ動画をアップしながら年1回くらい片手間で試合する彼に、本業どまんなかの修斗王者が挑んでも勝てない。
いや~腹立たしい。
彼はアウトサイダーという肩書を失った代わりに「Youtuber」という肩書を得たわけです。だからこそもう、それを認めてほしい。
むしろ「そっち側」の人間になってヘラヘラしながら国内王者を挑発して蹴散らしていってほしいのです。
Youtuber代表×アスリート代表。 新たな対立がそこにできあがります。
ということで、そろそろ結論。
筆者は朝倉未来がシバターとの無人島決戦後に「生涯Youtuber宣言」をして、にやけ顔を学んでヒールターンすることを待ちながら、
騒がしいタイムラインを眺めて楽しもうと思います。
皆さんはどう思いますか?
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