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ライブ感想(tacica/象牙の塔)

はい、来ました。ついに来ました、tacica結成15周年記念ライブ。

元々は15周年記念日当日の2020年4月5日に開催される予定だったライブですが、コロナの影響で延期・中止を経て15周年イヤー残り2日というギリギリのタイミングで滑り込みで開催決定したこのライブ。ずっと楽しみにしてましたよ。

会場は中野サンプラザホール。結成10周年ライブの「烏兎」と同じ会場にしてそれ以来のこの会場。胸アツです。

2時過ぎくらいに会場に着いたら物販もすんなり買えて快適でした。

その後友人と合流し入場待機列が落ち着いてから入場。1部も2部も近い。かなりステージが見やすい。下手側で小西さんサイドだなと思ってたら野村さんサイドでした。そう!久しぶりに野村陽一郎さんがサポートに入ってくれたのです。嬉しかったなぁ。そしてかっこよかった。

あと会場限定で聴けるwebラジオが死ぬほどくだらなすぎて笑えました。


(以下1部と2部の感想入り乱れます)

ライブは1曲目から【烏兎】!!【烏兎】はさっきも書いた通り10周年ライブのタイトルにもなってた曲でその曲から始まるのはとてもとても感動しました。

からの【aranami】。【aranami】は人生だよもう。

続いて本編唯一の3人時代の曲【命の更新】は曲にかける想いが伝わってきて、最後の「命が哭いてる」ってところをマイクを通さずに歌う猪狩さんにグッときました。

【YELLOW】は歌い出しかっこ良すぎて痺れました。

【SUNNY】は入りの中畑さんのドラムがめちゃくちゃカッコ良かったし、そこでみんな目を合わせながら楽しそうに演奏しているのが印象的でした。

そしてこの日のために頑なにバンドで演奏してこなかった公演タイトルにもなっている【象牙の塔】。ようやく聴けました。嬉しい。

【冒険衝動】の小西さんの入りのベースがとてもかっこよかったし何やるのかわからなくてワクワクしました。

そして【煌々】ですよ。好きすぎてイントロで涙出てきた。本当に好きなんですよね。

普通の日という意味の【ordinary day】は猪狩さんも言っていたけどリリースされた当時より今の方がしっくりくる歌。生きて行くだけ。

それから本編最後の曲【回転盤】。正直意外でした。だけどじっくりしっかり聴かせて終わってすごく余韻のある良い終わりでした。

そしてそしてアンコールですよ。新曲【ねじろ】は生きることについてを真摯に歌っている曲だなと思いました。あと紅い血歌詞に入れがち猪狩さん。

ここまで1部2部セトリ共通で今回は変えないのかと思っていたら最後の最後でやってくれましたよ。1部の【HERO】は着席なのがもどかしいくらいテンション上がったし、2部の【アースコード】はめちゃくちゃかっこよかった。アウトロの野村さんのギターアレンジが半端なかったです。両曲とも初期の名曲ですね。

………曲数少ないから全曲一言ずつコメント入れてしまった。

周年記念公演ということで10周年から15周年の間の曲で歴史を感じさせてくれるライブでした。tacicaは普段結構新旧織り交ぜるタイプのセトリを組みがちなので意外な感じもしましたが、とても強い意志を感じました。

そして、MCで「こんなご時世に無責任にもまた会いたいと思っています」と語った猪狩さん。こちらもまた会いたいと思っていますよと心の中で叫びました。

約1年延期して迎えた結成15周年記念公演に立ち会えたこと、とても嬉しく思います。


というわけで、(一応)以下公演詳細。

タイトル:象牙の塔
日付:2021年4月3日(土)
会場:中野サンプラザホール
セトリ:
M01.烏兎
M02.aranami
M03. 命の更新
M04.YELLOW
M05.SUNNY
M06. 象牙の塔
M07.冒険衝動
M08.煌々
M09.ordinary day
M10.回転盤

EN1.ねじろ
EN2.HERO(1部)/アースコード(2部)

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