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【全文無料】シティリーグ準優勝!アルセウスジュラルドン!!

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こんにちは。mmaです。
アディショナルシーズンⅡの優勝に続き、シーズン5にて準優勝をすることが出来たため、色々考え等を纏めます。
あくまで個人的見解のためその点はご了承ください。

1.このデッキを使用するにあたっての経緯

現環境においてトップに君臨するデッキはご存知の通り《ミュウVMAX》です。

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このデッキに対して勝てるデッキ、かつ苦手とする相手が少ないデッキが候補になりました(苦手な相手が無いデッキは無い)。
今回候補に上がったデッキは以下のデッキです。
・《ミュウVMAX》
・《アルセウスジュラルドン》
・《れんげきテンタクル》
・《サンダースVMAX》
・《リーフィアVMAX》
一人回しや対人戦を行い、それぞれの感想は以下の通りです。
点数は練習時に感じた数値です。筆者の使いやすさ、しっくりきた感じを数値化しました。100点はありえないと思ってます。

《ミュウVMAX》
比較的安定感が高い。
先攻時はもちろんだが、後攻1ターン目のメロディアスエコーの強さが環境トップたる所以だと認識。
しかし、「ウッウロボ」、「スマホロトム」を持っていないため不利対面やミラーの場合にジリ貧になりがち。
65点

《アルセウスジュラルドン》
今回使用に至ったデッキ。
後述のレシピにしてから安定感が上がり比較的強い立ち回りが出来る。
《ミュウVMAX》のデッキ内に「基本超エネルギー」の採用枚数が減っている傾向なのが嬉しい。
先攻1ターン目の「ぐんぐんシェイク」が強い。
85点

《れんげきテンタクル》
非ルールのデッキのためサイドレースで有利に立てる。
しかし筆者のプレイングが悪いため上手く使いこなせず。
また、勢力を伸ばしつつある「れんげきウーラオスVMAX」や「サンダースVMAX」が辛すぎた。
「れんげきウーラオス」には弱点を付けるため勝ち方はありそうだが勉強不足のため断念。
35点

《サンダースVMAX》
「ボスの指令」や「ポケモンキャッチャー」で相手のシステムポケモンを前に縛りつつ、「サンダースVMAX」のダイジンライで2体同時に倒しに行けて強さを感じた。
また、「頂への雪道」を無理なく活用できるため、《ミュウVMAX》等のデッキに強く出れる。
しかし、「サンダースVMAX」のHPが300かつ闘弱点であるため、「れんげきウーラオスVMAX」のしっぷうづきで1撃で倒されてしまう点が惜しい。
70点

《リーフィアVMAX》
先日、「リーフィアVSTAR」が登場したことにより強化されたデッキ。
「ガラル鉱山」との相性が抜群で、「ミュウVMAX」の強みの1つである逃げエネ0を潰すことができるので今回の候補に挙げました。
「アルセウスVSTAR」に対しても「ガラルジグザグマ」+「こだわりベルト」で1パン出来る点も良いと思いました。
使ってて気になった点としては、「リーフィアV」のりょくかさいぼうと「メッソン」のどんどんよぶが同じターンに使えないので痒いところに手が届かない感がありました。
50点

上記の点数通り1番しっくりきたのは《アルセウスジュラルドン》でした。
よって今回の使用デッキは《アルセウスジュラルドン》に決定しました。
続いてはレシピと採用理由です。

2.デッキレシピ、採用理由

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安定感を求めるというよりも上振れを狙った構築になっています。
大会を通して改善点がいくつかありますがとりあえずはこのレシピベースで採用理由を書いていきます。

アルセウスV、VSTAR
先攻の場合でも後攻の場合でも必ず1枚はバトル場 or ベンチに出したいためVは4枚採用しています。1ターン目にスタート or 素引き or サーチ出来なかったら悲しくなります。
VSTARは3枚採用しています。3枚出すことはあまりありませんが2枚出すことはあるので、ボール等で捨てる可能性やサイド落ちの可能性も考えて3枚にしました。

ジュラルドンV、VMAX
それぞれ2枚ずつ採用。
最低1枚は場に出したいのでサイド落ち等も考慮して2枚。
出来れば2枚出したいけど3枚入れると嵩張りそうなため2枚ずつ。

ハイパーボール、クイックボール、しんかのおこう
V・VMAX・VSTARのなんでも持ってこれる万能サーチカードのため「ハイパーボール」は4枚。後述の「マスタード」を使用するための手札調整のためにも必要。
種ポケモンをサーチしたいタイミングが基本的に最初のターンだけになるため多くはいらない、かつ「ハイパーボール」を4枚採用しているためフル投入はしなくてもいいと思い「クイックボール」は3枚にしました。
VMAX、VSTAR合わせて3枚しか場に出さない想定なので多くはいらない、だけどあったほうが助かるため「しんかのおこう」は2枚採用。

ぐんぐんシェイク
このデッキのキーカード。当然4枚採用。
先攻1ターン目に使いたいカードNo.1。
2ターン目以降でも「ジュラルドン」を無理矢理VMAXにして耐久することもある。
優先して進化させたいのは「アルセウスVSTAR」。「ジュラルドン」単騎で使ってもまあ強い。
先攻で使えた場合高確率でメロディアスエコーを耐えることができる点が◎。
「アルセウスVSTAR」は「パワータブレット」3枚 or 「パワータブレット」2枚かつ「こだわりベルト」で倒される可能性はあるが要求枚数が多いため確率は低い。
「ジュラルドンVMAX」の場合はまず倒されません。
ネタ枠じゃ無いです。

こだわりベルト
このデッキで出せる打点は、「アルセウスVSTAR」のトリニティノヴァの200 or 180か「ジュラルドンVMAX」のキョダイフンサイの220です。
Vを出来るだけ1撃で倒してテンポをテンポを取っていきたいためこのカードでの打点調整が重要になります。
サーチ手段は「アルセウスVSTAR」のスターバースのみですが、ここで持ってきたいカードは他にも多いため素引き出来る可能性を上げるために3枚採用しました。

すごいきずぐすり
このデッキにおいて相手の攻撃を何回耐えれるかが重要になります。
「ジュラルドンVMAX」は技を使うために必要なエネルギーが重めなため、「アルセウスVSTAR」のトリニティノヴァを使う回数がとても重要になります。
また、後半にはこのカードによって相手の計算を狂わすことができる盤面も少なくはありません。
《ミュウVMAX》相手にはこのカードがかなり重宝します。後述の「結晶の洞窟」と合わせることにより、「ジュラルドンVMAX」に対するダイミラクルのダメージを帳消しにできます。
後半になる程「ダブルターボエネルギー」は浮いてきますが、このカードと併せて使うムーブが強力なので前半で捨てても山に残るように3枚採用しています。

ポケモン入れ替え
使いたいタイミングは大体2ターン目です。
「ジュラルドンV」スタートした場合や、前に「アルセウスV」後ろに「ジュラルドンV」でターンを返した後の「ボスの指令」や「穴抜けの紐」を使われた場合です。
2ターン目には「アルセウスVSTAR」のトリニティノヴァ打ちたいのでこのタイミングで使います。
「アルセウスVSTAR」のスターバースでサーチ出来るためサイド落ちを考慮して2枚採用しています。

ボスの司令
弱点を突きに行くことが出来るデッキでは無いため、1-2-3、2-2-2、3-3のサイドプランを安定して行えるように4枚採用しました。
2ターン目から「クロバットV」や「ネオラントV」、「ゲノセクトV」を取りに行けたら優位に立てます。

博士の研究
構築上カードを引きに行く手段が乏しいため4枚採用。
ドロー枚数重視のため他のドローサポートではなくこのカードがいいとの結論に。

マスタード いちげきのかた
「ジュラルドンVMAX」を使うなら1枚入れておきたいカード。
「アルセウスVSTAR」、「ジュラルドンVMAX」×2の盤面を作るのに役立つ。
使えるタイミングが特殊なため、スターバースを絡めた時くらいしか使えないため1枚でいい。

結晶の洞窟
「すごいきずぐすり」と併せて「ジュラルドンVMAX」の耐久力を高めます。
「インテレイン」のクイックシューターで後ろの「ジュラルドン」を狙われても帳消しに出来るためとりあえず貼っておきたい。
弱点の「頂への雪道」を張られた場合一刻も早く貼りなおしたいため4枚採用。

ダブルターボエネルギー
2ターン目のトリニティノヴァを撃つために必須。
最悪スターバースでサーチ出来るが素引きしておきたいため4枚。
また、前述の「すごいきずぐすり」でトラッシュするエネルギーのこの1枚で賄えるので枚数が多いに越したことはない。
最悪の場合の逃げエネとしても活用。

基本闘エネルギー、基本超エネルギー
枚数の最低ラインはラインは3 : 6だと思っています。
環境にクラッシュハンマーが一定数いるのと、手張りをしないといけないタイミングで引けないといけないので4 : 7にしました。
余った分は過剰に張って逃げエネや「すごいきずぐすり」のために使います。

3.回し方

先攻後攻、「ぐんぐんシェイク」の有無によって理想的な動きが変わります。それぞれ書いていきます。
あくまで理想的な動きなのでサイド落ちや引きによって大きく変わります。

先攻「ぐんぐんシェイク」有り
1.場に「アルセウスV」「ジュラルドンV」を出す。(1パン対策で「ぐんぐんシェイク」を使う方を前が望ましい)
2.「アルセウスV」にエネルギーを張る。
3.「ぐんぐんシェイク」を使う。
この時手札に「アルセウスVSTAR」やそれをサーチできるカードが手札にあり、「ジュラルドンV」が前の場合は「ジュラルドンVMAX」に進化でもいいが、マリィで流されたりしても嫌なので「アルセウスVSTAR」がオススメ。
相手が《ミュウVMAX》以外なら「ジュラルドンV」はよほどやられません。
4.2体ともやられずに番が帰ってきた場合はスターバースや「ハイパーボール」、「マスタード いちげきのかた」を使って「アルセウスVSTAR」「ジュラルドンVMAX」× 2の盤面を目指します。
5.トリニティノヴァ、キョダイフンサイで殴り続けます。

後攻「ぐんぐんシェイク」有り
基本的に上記の『先攻「ぐんぐんシェイク」有り』と同じ流れでいいかと思います。
しかし、「ダブルターボエネルギー」がある、かつ次のターンに「アルセウスV」がやられなさそうな対面、かつ次のターンに「アルセウスVSTAR」に進化出来そうな手札の場合はトリニティチャージを打つことも視野に入れます。
「れんげきウーラオスVMAX」を使ってくる相手の場合は高確率で「アルセウスVSTAR」が倒されるので、先に「ジュラルドンV」にエネを加速しましょう。

先攻「ぐんぐんシェイク」無し
1.対戦相手が《ミュウVMAX》の場合、後攻のターンでメロディアスエコーを打たれることを想定し、前に「ジュラルドンV」後ろに「アルセウスV」「ジュラルドンV」を並べたい。前後ろに「ジュラルドンV」を出すのは「穴抜けの紐」対策です。
《ミュウVMAX》以外の対面の場合は前のポケモンが倒されることは少ないので「アルセウスV」「ジュラルドンV」を並べるだけでよいです。
2.「アルセウスV」にエネルギーを張る。
3.ポケモンが倒されないことにお祈り。
4.2体ともやられずに番が帰ってきた場合はスターバースや「ハイパーボール」、「マスタード いちげきのかた」を使って「アルセウスVSTAR」「ジュラルドンVMAX」× 2の盤面を目指します。
5.トリニティノヴァ、キョダイフンサイで殴り続けます。

後攻「ぐんぐんシェイク」無し
1.前に「アルセウスV」、後ろに「ジュラルドンV」を並べる。
2.「アルセウスV」に「ダブルターボエネルギー」を張る。
3.トリニティチャージで「ジュラルドンV」にエネ加速。
4.2体ともやられずに番が帰ってきた場合はスターバースや「ハイパーボール」、「マスタード いちげきのかた」を使って「アルセウスVSTAR」「ジュラルドンVMAX」× 2の盤面を目指します。
5.トリニティノヴァ、キョダイフンサイで殴り続けます。

ここまで4パターンの理想ムーブをまとめましたが、後半はほぼ同じです。
1ターン目、2ターン目の理想的な動きを覚えることができれば、あとはダメカン管理をしていく比較的難しく無いデッキです。

4.各対面毎の戦い方・感想

練習及び実践で学んだことや感じたことをそれぞれの対面毎にまとめます。
対戦回数にばらつきがあるのでその点はご了承ください。

VS 《ミュウVMAX》
先攻でも後攻でも、「ぐんぐんシェイク」を使えるとかなり有利に戦えます。使えなかった場合は返しにV1体やられることを覚悟します。鋼ジュラルドンならワンチャン耐えるのでお祈りです。
「ジュラルドンVMAX」「すごいきずぐすり」「結晶の洞窟」「ボスの司令」を上手く活用して、2-2-2 or 1-2-3を狙います。

VS 《アルセウス系統》
基本エネが多めなデッキを相手にすることになるため、「ジュラルドン」で有利を取りにくい。
サイドを2-3-3で取りに行くと間に合わない可能性があるので、「ボスの司令」を上手く絡めて、1-2-3 or 2-2-2 or 3-3で決めにいきたい。

VS 《れんげきテンタクル》
特殊エネルギーである「スパイラルエネルギー」が多めであるため「ジュラルドンVMAX」で時間を稼ぐごとは可能。しかし、その分相手にも時間を与えるため「基本超エネルギー」を引き込まれて2-3-3とサイドを取り切られることもある。
「アルセウスV」の2枚目以降は場に出してはいけない。

VS 《れんげきウーラオスVMAX》
「アルセウスVSTAR」が確定で1パンされてしまうのが辛い。
「やまびこホーン」が厄介で簡単にサイドを4枚は取られてしまう。
お互いにVMAXを1パンすることは出来ないため倒すのに2ターンかかるが、相手は入れ替えを駆使して戦ってくるため不利になりやすい。
「ジュラルドンVMAX」に多めにエネルギーを張って「すごいきずぐすり」や逃したりでなんとか耐えたいです。

VS 《ムゲンダイナVMAX》
「ガラルマタドガス」でスターバースを妨害されるときは「ボスの司令」でバトル場から退けましょう。
大抵の場合、相手ベンチに「クロバットV」「ガラルファイヤーV」がいるので、2-2-2のプランがベスト。1-2-3も視野に入れましょう。
「ムゲンダイナVMAX」は大体無視でいいです。
「ハイド悪エネルギー」を付けてくれたら嬉しい。

VS 《れんげきインテレオンVMAX》
「頂への雪道」を「結晶の洞窟」に張り替えれば苦労しません。
「ジュラルドンVMAX」で完封しましょう。

5.弱点

・種ポケモンが少ない
デッキ内に種ポケモンが6枚しか入っていないため、、引き直しをすることが多いです。
実際に予選最終戦では4回、決勝トーナメント1回戦では5回引き直しをしました。

・基本エネルギーが多いデッキ
基本エネルギーが多いデッキに対しては前に出したポケモンで攻撃するだけになります。
相手からの攻撃は普通に通るため苦手としています。
「レックウザVMAX」や「こくばバドレックスVMAX」相手にはワンパンされてしまいます。

・エネ破壊
このデッキには「基本闘エネルギー」が4枚しか採用されていません。
「ジュラルドンVMAX」が技を使うためには「基本闘エネルギー」が1枚必要になります。
「クラッシュハンマー」等でトラッシュに送られると素引きをしないといけないので何も出来ないターンが多くなりがちです。
「トレーニングコート」を貼られた場合はありがたく活用しましょう。

・「頂への雪道」
「結晶の洞窟」へ貼り直すことができるとは言え、やはり辛いものとなっています。
貼り直せない場合は強みが失われてしまうため、「博士の研究」で上手く引き込みたいです。

6.改良案

使っていていくつか「こうした方がいいかも」と思ったことがあったのでまとめます。

・「ジュラルドンV」
鋼タイプ一択です。持っている場合はそちらを採用してください。生存率が大きく変わります。
筆者は持っていないだけです(シティリーグ後に購入しました)。

・「大きなおまもり」
「アルセウスVSTAR」につけることができれば、「れんげきウーラオスVMAX」のしっぷうづきを耐えることが出来るため採用圏内です。
ただ、「アルセウスVSTAR」に付けたとき、「ダブルターボエネルギー」を貼ってしまうと180しかダメージを与える事ができないので迷いどころ。
一応、「ぐんぐんシェイク」を引けなかった場合に、「アルセウスV」を延命させることも出来る。

・「トレーニングコート」
「アルセウスVSTAR」「ジュラルドンVMAX」の順で倒された場合に、残りの「ジュラルドンVMAX」のエネルギーが少ない可能性が高いです。
素引きに頼ると何もできないターンが多くなりがちなので、このカードでトラッシュから回収していくことで比較的早く追撃が可能になります。
「結晶の洞窟」が強力なスタジアムなので迷いどころではあります。

・各種サポート
この構築のサポートは3種類しかありません。
ドローサポートも多くはないので好みに合わせて調整できます。

7.最期に

ここまで読んでいただきありがとうございます。
ポケカのデッキ解説について書いたのは初めてなので拙い部分があったかもしれませんが、精進していきます。
質問等あったらTwitterまでお願いします。

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