第1回 「きょうだいげんかのとき、親は裁判官にならないようにしよう」
こんにちは、小児科看護師ゆっこです。
ようやく引越しの荷物もそこそこ片付き、それなりに日常生活が送れるようになってきました。まだ部屋はぐちゃぐちゃしていますが😅
私は小児科看護師ですが、育児にはいつも迷って悩んでいます。子どもの特徴をわかっていても、やっぱり家族のこととなると客観的には見られず冷静でいられなかったりします。
それに、子どももやっぱり家族には容赦ない感じw 自分が親になるまでは、今まで臨床で関わってきた子どもとの関わりを通して、「こちらがうまくやれば子どもも乗ってくれて、割とうまくやっていける」と思っていましたが、それは私が子どもの家族ではなく医療者だからで、その子どもなりに自分の家族以外の人との関わりにはそれなりに気を遣ってくれていたのもあるのだろうなぁと思いますね😅
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そんなわけで、臨床では子どもとそれなりに関われていた小児科看護師も、子育てには色々苦戦しております。正直、私はそんなにいいお母さんではないですw
で、まあ日々いろんな育児の記事を目にするのですが、時々目から鱗な記事に出逢います。育児の専門家の先生のアドバイスです。読んでみると、なるほど私のアプローチで改善しないわけだ、これからこうしよう!となるわけです。でも日々のゴタゴタに、読んだお話はあっという間に忘れ去られてしまい元通りの対応になってしまいます。(加齢のせいもあるのかもしれませんが…w)
そんなわけで、自分のリマインドのために、そしてついでに誰かの助けになれば、と専門家のアドバイスを少しずつ振り返れるようにまとめていければいいなと、新しいマガジンを作ってみました。少しずつ増やしていければいいなと思っています。
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さて、今回のお題です。今回は「きょうだいゲンカのとき、親は裁判官にならないようにしよう」です。
うちは2歳差の子どもが2人いますが、特に2人のきょうだいゲンカには正直もううんざりさせられています。笑 大音量の叫び声、泣き声に、「もういい加減にしなさーい!」って、漫画に出てくるママみたいになります。
どちらの子が不在で片方だけのときは、2人ともそれぞれそんなに怒ったり泣いたりせず、私と穏やかに楽しく過ごせるのに、2人が一緒になったとたんケンカが発生します。まあ当たり前ですかね。うちでは「混ぜるな危険」と呼んでいますw
そんな2人が一緒に長時間過ごす長期休み(つまり今)が、もうほんっっとに苦手なんですが、すくすく子育てでこんなふうに紹介されていました。
この回で私の中で一番印象に残ったのがこのフレーズでした。
Q.きょうだいのケンカの仲裁、親はどう関わればいい?
A.「どっちが悪い」と決める裁判官にならないように、お互いの気持ちを伝えてあげて。
回答:汐見稔幸さん
ケンカをした時に大人が介入して、「あなたが悪いでしょ」と裁判官になってしまうと恨みが残りますね。きょうだいゲンカは、しょっちゅう起こるものですし、どちらが悪いか分からないものです。ですから、そういう方向には収めない方がいい。
「何をしたかったの?」などを聞いて、相手の子に「○○したかったって言ってるけど、ダメなの?」と伝えてあげることですね。こちらが裁判官にならないという配慮だけはしてあげてください。
ついついケンカを仲裁させようとすると、どっちが悪かったかを親が持っている限りの情報を駆使して判断して、悪かった方に謝らせようとしてしまいがち。(私もです)
でも、それってそんなに子どもの主張を聞けてなくて、汐見先生のアドバイスの通り、子どもに「違うのに。聞いてもらえなかった、理解してもらえなかった」という気持ちが残ると思います。
なので、このアドバイスを聞いてからは、伝書鳩に徹することに努力しています。
「娘ちゃんは◯◯したかったんだって〜」
「息子くんは××だと思ってたみたいだよ〜」
ケンカ自体の解決は、子どもに任せることにしました。
もちろん、私が裁判官になっちゃうこともまだまだありますが😁
そんなわけで、今回の専門家からの一言は「きょうだいゲンカのとき、親は裁判官にならないようにしよう」でした!
それでは、また次回👋🙂
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