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夢を叶えたあとのことは誰も教えてくれない

夢を叶えたあとは、どうしたらいいですか。
どうしているのですか。

2大会連続で金メダルを取ったメダリストが言っていました。
「大好きだった柔道が、1回目のメダルを取った後、大嫌いになった」と。そのあと、2個目のメダルを取るのが大変だった、というようなことを言っていました。

メダリストと自分を比べることは、おこがましいですが、でも、同じ現象が起きたので、あえて、言わせてもらうと、わたしは、英語で仕事をしたくて、頑張ったけど、頑張れば頑張るだけ、夢が遠ざかる思いだったけど、ある日、夢が叶いました。叶ったら叶ったで、自分の実力が不足していたから、さらに、勉強を続けました。そうしたら、慣れちゃったのかな。自分の仕事に。自分の語学力に。満足してしまいました。そして、語学力とは関係ないところで、諍いが起きて、それを良い方向へ持って行こうとすることは、もはや、語学力の話ではなくて。大好きだった英語に触れることができなくなりました。どんなに辛いことがあっても、英語であれば努力を続けていられると思って、英語を仕事にすると決めたのに、大嫌いになる寸前まで行きました。なので、仕事以外は触れることを辞めました。

ある歌手が、ピアノの前で泣いていたと言っていました。歌は、好きで始めて、とにかく頑張ったけど、思うようにならなかったと。しかも、彼はことあるごとに、インタビューで同じことを答えている。わたしには、彼が素直に、嫌いになったと吐露してくれること、いろんな視点から話をしてくれることが救いでした。とはいえ、彼は周りを凌駕する実力なわけで、だからこそ、言っていることの重みがあるわけで。これまた、わたしと重ねることはおこがましいけれども、でも、きっと好きが嫌いになることは誰にでも起こりうることなんだろうと思います。それが知れただけで、救いになります。好きになる理由が無いのと一緒で、嫌いになる理由もない。ただ、なんとなく。決定的瞬間があるわけでもなく、いろいろなことの積み重ねで、そうなってしまったのかと、、

それでもなお、努力を続けた人は、さらに、誰も追いつけれないレベルになっているんですよね。金メダルの彼然り。歌手の彼然り。

わたしは、最近、英語の勉強はほぼしていません。その代わり、韓国に興味が湧いて、韓国語ばかりしています。それを友だちに言ったら「現実逃避だ」と笑われました。その通り。現実逃避です。韓国語をすればするほど、英語の実力不足も痛感します。それでも、英語に戻れません。

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