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少女漫画がすき

なぜ少女漫画に惹かれるのか。


少女漫画に限らず恋愛にクローズした物語って小説でも漫画でもドラマでも映画でも、大きなジャンルのひとつとして数えられている。

百人一首でも恋愛について詠まれた句が多いように、昔から人間は恋だの愛だのに狂わされているのはさておき、自分が恋をしていようがしていなかろうが、恋愛モノというコンテンツはどの時代もホットのようだ。

自分は小学生や中学生の頃、少女漫画雑誌を買っていた。

あの、重くて分厚くて、月刊の漫画雑誌(魅力的な付録つき)を毎月書店に通って、学習机の教科書やらノートやらを並べるはずの位置にカラフルな背表紙のそれらを並べていた。

その頃の女の子といえば少女漫画にありがちなドラマチックかつロマンチックな大恋愛に憧れたりして、夢想するのがお決まりだが、私もそんな子供のひとりだった。

そんな夢想とは大きくそれ、まともな恋愛経験もなく大人になり、厳しくも様々な経験を通り過ぎたが今でも好んで少女漫画を読んでいる。

私もいつかこんな恋を…、なんてことは妄想しなくなったものの、高校生が主役の学園モノや、大人が主役のお仕事が絡んだ職場恋愛モノだとか、恋愛というジャンルの中にも色々なジャンルに分かれているが、もともとジャンルで読むものを決めるようなことはないので、幅広いジャンルを読む。

恋愛漫画に限らず、普段から色々なジャンルの物語に触れるが、なぜこんなにも恋愛ものって楽しいのだろう、なんて考えたりする。

何かがきっかけで相手を好きになって、告白して、付き合って…、そんなありきたりな展開でも愛おしく思えてくる。

自分が恋愛していないから、安心して読めるのかもしれない。

恋をしたことのない人も、ある人も、現在進行系で恋をしている人も、沢山の人が物語に触れて、ドキドキして、ハラハラして。

現実の恋愛は、物語ほど美しくて高尚なものではないのかもしれないけど、フィクションとして摂取する恋愛エネルギーのようなものが存在するような気がする。

大好きだった「君に届け」が完結してからというもの今までよりも沢山の少女漫画を読むようになって、爆発しかけていた少女漫画愛を叫びたく、衝動的に書いてしまったので要領を得ていませんが、つまり自分が言いたいのは

少女漫画最高!!!!

ってことです。


今の推し漫画は「うるわしの宵の月」です。

前作の「椿町ロンリープラネット」も大好きで読んでおり、今作にもまんまと狂わされております。

しあわせ…

作業に一区切り付いたら昨日買った最新刊を読もうと思います。

潤う。


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