わらって/Member of a day
夕方はやくに
飛び出した一番星が
寂しげに儚げに
誇らしげに瞬いていた
僕は椅子に座って
窓辺からそれを見ていた
他の星に紛れてわからなくなるまで見てた
笑顔のために
強さが要るなら
なんて酷にできた世界でしょう
そうでしょう神様
わらっていたいと思うほど
背伸びした心が裂けてゆく
それでも願うのを止めぬ愚かさが
今少し愛しい
明け方近くに
飛び出した僕が泣いたのは
寂しくて儚くてそれでも瞬きたいから
誰もがきっと
僕が思うよりもずっと
悩み迷い泣きながら
それでも笑ってる
重ねてゆきながら僕は
過ちや悲しみの意味を知る
そうして優しさを知って
また一つまた一つ重ねて
誰もがきっと迷い泣きながら
誰もがきっと優しさを知って
いつか忘れかけたころにでも
笑い声を響かせる
きっとそんな世界でしょう
そうでしょう神様
わらっていたいと思うよ
少しくらい無理矢理だとしても
重ねてゆけたらいつしか
時には泣いても
わらえるさ
底から
ねえだからさ
一緒に笑って
作詞・作曲 ともき
ドラム以外の演奏 ともき
絵 ともき
動画編集 ともき
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